【必見】一人暮らしはオートロック付きが良い?防犯性の高い物件の特徴を解説
こんにちは。
中山不動産株式会社です。
一人暮らしを考える際、気になることの一つに防犯性の高さがあります。
「一人暮らしでオートロックは必須なのかな」
「オートロックが付いたマンションじゃないと危ないのかな」
このような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
しかし、必ずしもオートロック付きが安全とは言い切れません。
この記事では、オートロック付き物件のメリットやデメリットを紹介しています。
防犯性の高い物件の特徴についても詳しく解説していますので、安心して一人暮らしをしたい人は要チェックです。
オートロック付きの物件で一人暮らしをするメリット
オートロックとは、共同玄関の扉を入居者しか開けられないように、鍵や暗証番号などを用いるシステムのことです。
漠然と「オートロックは安心」と考える人も多いのではないでしょうか。
ここでは、オートロック付き物件のメリットを3つ紹介します。
不審者の侵入を防げる可能性が高まる
オートロック付きの物件は侵入のハードルが上がるため、不審者が入り込むのを防ぐ効果が高まります。
不審者の立場で考えると、建物へ侵入するのに手間がかかる、オートロック付きの物件は回避したいはずです。
また、オートロック付き物件は、比較的管理が行き届いているため、人目を嫌がる不審者の侵入を防ぎやすいと言えるでしょう。
訪問営業や勧誘を断りやすい
オートロックには、不要な訪問営業や勧誘を断りやすい利点があります。
顔を合わせて話すよりも、インターホン越しのほうが断りやすいためです。
玄関のドアを開けるとしつこく勧誘される場合がありますが、オートロックであれば直接会って話をすることなくインターホン越しに対応できます。
面と向かって断るのが苦手な人は、オートロック付きの物件がおすすめです。
一人暮らしでオートロック付きの物件に住むデメリット
ここではオートロック付きの物件に住むデメリットを解説します。
一人暮らしならではのデメリットもあるため、ぜひ参考にしてみてください。
オートロックなし物件と比べて家賃が高め
オートロックなしの物件に比べて安心感がある一方で、その分家賃が高めに設定されていることがほとんどです。
地域にもよりますが、なし物件に比べて家賃と管理費を合わせると1万2,000円〜2万5,000円ほど高くなります。
理由としては建設コストが高くメンテナンス費用もかかるためです。
また、オートロック付きの物件は、割高なRC造などが多いことも要因の一つと言えます。
下記関連記事では、家賃が高い部屋に住むメリットとデメリットを紹介しています。
家賃の支払いで後悔したくない人はこちらを参考にしてみてください。
鍵を忘れると締め出される
安心感のあるオートロックですが、一人暮らしで鍵を忘れて外へ出ると締め出されます。
その場合、管理会社などに連絡をとって鍵を開けてもらう必要があり、いざというときのために電話番号を控えておきましょう。
また、ほかの入居者に事情を話して入れてもらうこともできますが、顔見知り相手じゃないと不審に思われる恐れがありおすすめできません。
オートロックは意味ない?不審者の侵入パターン
冒頭でもお伝えしましたが、オートロックがあっても必ずしも安全とは限りません。
ここでは、オートロック付き物件に侵入する不審者の手口を3つ紹介します。
対策についても解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
入居者の後をつけて入る
侵入パターンの一つに、入居者の後をつけて入る手口があります。
ドアを開けてからロックされるまでには10秒ほどあるため、入り口付近で電話するふりなどをして待ち、入居者が開けた瞬間に後をつけて入っていきます。
また、鍵を忘れたから開けて欲しいと言ってくる場合もあります。
一緒に入ってきてもなかなか指摘しにくいため、知らない人がいないか確かめてから鍵を開けるなど対策が必要です。
不審な人を見つけたときには侵入を防ぐため、電話をかけるふりなどをして鍵を開けるタイミングをずらしましょう。
外出する入居者とすれ違いで入る
入居者が外出するタイミングを見計らって、すれ違いで入っていくパターンも多く発生しています。
建物内に入ってしまえば許可されているという認識があり、そのうえ入居者や宅配業者を装っているため、不審者だとしても気づかれにくいでしょう。
不審者はオートロックで手こずっているように見せかける場合があり、発見したときは外出するタイミングをずらしてください。
また、普段から挨拶などの声掛けを積極的におこなえば、マンション内のセキュリティを高めることにつながります。
センサーの誤作動を利用して侵入する
センサーの誤作動を利用してオートロックを開ける手口があります。
オートロックは外からの侵入を防ぐシステムであり、出るときは通っただけで自動的に開く仕組みです。
内側からは自動ドアのように開くことを利用し、身近なものをドアから差し込みセンサーを誤作動させて侵入したケースがあります。
現在は対策済みの物件も多くありますが、すべてではありません。
自動ドアの上部にセンサーが付いているタイプはこの手口で侵入できる場合があるため、内見の際などに確認しておくと安心です。
オートロックなしでも防犯性の高い物件の特徴
あったら嬉しいオートロックですが、なくてもセキュリティを高めることは可能です。
ここでは防犯性の高い物件の特徴を5つ紹介します。
すべてに当てはまらなくとも、自分に合った設備を取り入れると良いでしょう。
玄関の鍵が複製しにくいもの
玄関の鍵が複製しにくいディンプルキータイプを使っていると安心です。
ディンプルキーは大きさや深さの異なる丸いくぼみでできており、配列の組み合わせが1,000億通り以上あるのが特徴です。
ホームセンターなどで合鍵を作ることができず費用も高額なため、複製による悪用を防げます。
ディンプルキー以外では、カードキータイプも複製しにくくおすすめです。
下記関連記事では、合鍵を作る際の注意点や確認手順などを詳しく解説しています。
これから合鍵を作る予定の人はまずこちらをご覧ください。
録画可能なモニター付きインターホンがある
録画機能付きインターホンがついている物件は防犯性が高いと言えます。
不審者が来ても直接玄関先で対応しなくて済むため安全性が高まるほか、画像を証拠として残せることから不審者情報を警察に提供できます。
また、玄関先に「録画機能あり」と貼り紙をするだけでも防犯対策になりおすすめです。
物件情報には記載されていないことがあるため、不動産会社に確認すると良いでしょう。
エントランスに監視カメラが設置されている
エントランスなどの共有部分に監視カメラが設置されている物件を選ぶと安心です。
基本的に犯罪者は人に見られたり録画されたりするのを嫌がるため、監視カメラが設置されていると犯罪を諦める可能性が高くなります。
仮に何かあった場合でも、監視カメラの映像が事件の早期解決につながるでしょう。
内見の際は、監視カメラが設置されているかチェックしてみてください。
宅配ボックスがある
宅配ボックスがある物件は、配達業者を装った強盗などから身を守ることができます。
建物の入り口付近の宅配ボックスが埋まっていない限り、業者が建物内を徘徊することはほとんどありません。
部屋を留守にしがちな忙しい人も、宅配ボックスは重宝するでしょう。
4階以上に住む
3階以下の住宅では窓からの侵入が多く、ベランダがある物件はとりわけ注意が必要です。
空き巣は壁によじ登ったり、隣の建物を利用したりして侵入します。
低層階は空き巣に狙われやすいため、女性の一人暮らしや防犯性を高めたい場合は4階以上を選ぶと安心です。
ただし、4階以上だとしても気を抜かず、玄関や窓の施錠はしっかりおこないましょう。
一人暮らしで防犯性を重視するならエリア選びも大切
防犯性を重視するのであれば、建物のセキュリティもさることながら、エリア選びも重要なポイントです。
たとえば、治安が悪いエリアだとセキュリティレベルの高い物件に住んでいても、犯罪に巻き込まれる可能性は高くなります。
そのため、犯罪発生率が低いエリアを見極めることが大切です。
下町や大通り沿いなどは人目が多く、犯罪者がうろつきにくいため比較的安全と言えます。
内見の際は夜道の明るさを確かめるなど、建物だけでなく周辺の状況も確認しましょう。
まとめ
オートロックはあくまで安心感を高める防犯設備の一つにすぎず、ほかの方法でも十分防犯性を高めることができます。
またオートロックの有無にかかわらず、玄関や窓の施錠を忘れずにするなどの防犯意識がなにより大切です。
お伝えしたポイントを踏まえて、防犯性の高い一人暮らしを実現しましょう。
防犯性を重視した部屋探しは、中山不動産にお任せください。
収益不動産の購入・売却のご相談はこちらから
お問い合わせ