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愛知県・名古屋市で一番住みやすい街は?~中区編~

名古屋市で最も有名な区と言っても過言ではない、「中区」です。
名古屋城があるため県外からの認知度も高く「栄」の名称でもお馴染みです。
そんな中区エリアの、実際の住みやすさが気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回はオススメ観光スポット多数の、中区エリアについて解説していきます

中区ってどんな街?

面積、基本データ

中区は名古屋の中心部に位置し、経済の中核を担っているエリアです。
最も有名な繁華街である「栄」三丁目付近には三越や松坂屋といった有名デパートなどの商業施設が集中し、その南には電気街として名高い「大須」があります。
面積は9.38k㎡ながら、9万人強の人口を誇り、最も多くの区に隣接しています。全国区の知名度を持つ「丸の内」オフィス街や、名古屋城三の丸に集中する行政機関などが特徴的なエリアです。

経済、行政の要

上述した通り、中区には名古屋市、愛知県ひいては中部地方の経済の中枢機能が集まっています。
例えば、ゲオホールディングスやカゴメ、セントラルファイナンスといった多くの企業が本社を構えています。
名古屋証券取引所や名古屋商工会議所といった金融商品取引所や経済団体なども存在し、栄を中心とした商業などの第三次産業が発展しています。
愛知銀行や名古屋銀行、地方銀行の拠点は「桜通」「錦通」「広小路通」エリアに集中し、三菱UFJ銀行やみずほ銀行といった都市銀行も林立しています。

また、名古屋城三の丸エリアは、国や自治体の施設や愛知県庁、名古屋市役所などの行政機関が立ち並ぶ官庁街となっています。

交通アクセス

中区には市営地下鉄4線(東山線、名城線、鶴舞線、桜通線)と市バス、JR東海道本線、中央線、名古屋鉄道(名鉄)が通っており、名古屋の交通拠点として抜群のアクセス環境となっています。
また高速道路のICも多いため、車でのアクセスもしやすいエリアです。
地下鉄、JR、名鉄が乗り入れる区内最南端の大規模ターミナル駅「金山総合駅」は、常に大勢の乗客で賑わっています。

地下鉄「栄」駅から直結している大規模な地下街は名古屋市民の憩いの場所となっており、アパレルから靴・バッグなどに至るまであらゆるショッピング、またグルメを堪能できるレストランを網羅しています。

中日ビルやオアシス21といった主要なファッションビルや百貨店が入った商業ビルは全て地下街の出入り口から直結しているため、季節や天候に関係なく、休日やオフのひと時を楽しめる利便性が魅力のエリアです。

見どころ①「名古屋城」

名古屋で一番の観光スポットとして知られている名古屋城は、中区に存在します。
地下鉄名城線「市役所」駅から徒歩5分という立地が魅力となり、毎年200万人以上の観光客が訪れています。
日本100名城に選定されており、国の特別史跡に指定されており、大阪城、熊本城と並ぶ日本三名城の一つとしても有名です。

一度戦火によって焼失してしまいましたが、後に再建され、金のシャチをいただく五層の大天守閣と小天守閣という造りとなりました。
観光客が訪れるのは主に大天守閣で、重要文化財である障壁画や歴史資料の展示や、「石引き体験」や「駕篭乗り体験」をしながら、名古屋城と名古屋市の歴史を学ぶことができます。

見どころ②「名古屋市科学館」

地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅から徒歩5分のところにある観光スポット。
白川公園内にあるため、観光客のみならず、休日には多くの子供連れで賑わっています。
コンセプトは「みて、ふれて、たしかめて」科学を学ぶこと。
そのテーマをもとに、「生命館」「理工館」「天文館」の三か所から構成される施設です。

マイナス30℃の世界を体験できる「極寒ラボ」や高さ9mの人口竜巻を体験できる「竜巻ラボ」、電気エネルギーの激しさが実感できる「放電ラボ」など、エンターテインメント性あふれる科学体験が楽しめます。

中でも特筆すべきはギネス世界記録に認定された「天文館」のプラネタリウム「Brother Earth」。
内径35mの巨大なドームで見るプラネタリウムは、圧巻の鮮やかさです。
最新技術がぎっしり詰め込まれたことで、限りなく本物に近い星空が再現されています。
美しさもさることながら、宇宙の不思議や天文現象などをCGを駆使して解説してくれるので、お子様も興味深々。
月ごとにテーマも変わるため、飽きることなく通えます。

見どころ③「大須観音寺」

正月三が日は最寄り駅である「大須観音」駅から人が並ぶほど大盛況となるお寺です。
正式な寺号は「北野山真福寺宝正院」、公称は「宝正院」ですが、大須界隈に住む市民が愛称として「大須観音」と呼び、そのまま駅名になったという由来です。
県内外だけでなく、国外からも多くの参拝客が訪れる観光スポットです。

日本三大観音の一つで、観音霊場としても有名なお寺ですが、実は成り立ちは名古屋ではなく、今の岐阜県羽島市。
1612年に徳川家康が犬山城城主の成瀬正成に命じて今の場所に街ごと移築した歴史があります。

たくさんの国宝を保存、管理しており、中でも「古事記」の写本は日本で最も古い写本と言われています。

付近には「ごった煮」感のある様々な店舗が軒を連ねる大須商店街があり、住民の生活を潤しています。

地下鉄鶴舞線「大須観音駅」から徒歩2分と観光アクセスも良好。栄や伏見といった繁華街へのアクセスもいいため、大須観音界隈で駐車し、栄に買い物に出かけることもできる便利なエリアです。

家賃相場、治安について

便利で機能的なエリアである中区では、新築のマンションを中心に物件需要も高く、随時情報が更新されています。
家賃相場は市内トップで、1R~1DKだと平均6.2万円程度です。
1LDK~2DKの場合は10.3万円、2LDK以上は15.7万円程度が一般的とされています。
都会のため、家賃を低く抑えようとするとクオリティが低くなってしまう傾向があります。
また、通りによっては酔っ払いがウロついている場合もあるようです。

クチコミ

何といっても利便性に優れた「中区」エリア。
商業施設だけでなく、公園や文化施設もあるため充実したライフスタイルが実現します。
そんな中区の住民に聞いた、良い面・よくない面などをお伝えします!

まず良い面としては、ファミリー、カップルまで幅広い年代が楽しめる施設が揃っているため、飽きることなく過ごせる点が挙げられています。
ファッションビルや公園、科学博物館、美術館、プラネタリウムなどデートも家族サービスもしやすい環境です。
外食産業が充実しているため、一人暮らしの方も快適です。

よくない面としては、エリアによっては土日の人通りが多すぎて落ち着かないことや、大型のスーパーがない、家賃が高い、繁華街付近など一部治安の悪いエリアがあることなどが挙げられます。
また、金山駅周辺の住民によりますと、公共機関で通える大学病院はあるが、耳鼻科と産婦人科の選択肢が少ないようです。

まとめ

名古屋市内でおそらく最も有名なエリア、「中区」。
住みやすさや、休日のお出かけに便利なエリアなど、お分かりいただけたのではないでしょうか。
家賃は高めでも、賑やかなライフスタイルを送りたい方にはピッタリのエリアと言えるでしょう。
ぜひ皆さんも、中区を住みたい街の候補に入れてくださいね!

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