【保存版】間取り変更をする場合の注意点
こんにちは。
中山不動産株式会社です。
築浅住宅と築古住宅を比較すると、キッチンまわりに大きな違いがある点に気が付きます。
と言うのも、昔はダイニングキッチンで食事を取れる様に出来ていても、生活の中心になるのは茶の間の場合が多かったからです。
しかし、今の住宅はLDKを中心とした生活であるため、昔の住宅とは様相が違います。
そのため、築古物件を使って今の生活に合わせた家造りをするならば、間取り変更を含む大規模なリフォームが必要です。
そして、このリフォームはLDKも関係して来ることから、茶の間だけでは無く、キッチンも含めて間取り変更を考えなければなりません。
それでは、キッチンを含めた間取り変更リフォームは、具体的にどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、間取り変更の施工例や、おすすめのおしゃれなシステムキッチン例、そして、変更の際の注意点について紹介します。
間取り変更でキッチンを変える施工実例
まずは、間取り変更リフォームによるキッチン変更の施工実例を紹介します。
リフォームのチラシなどを見ると、間取り変更の施工例を見つけることが出来るでしょうが、なかなかイメージが難しいとも思います。
そこで、具体例を取り上げてみましょう。
台所と茶の間を繋げてLDKに変更する
先にも挙げた通り、今はLDK中心の生活スタイルが好まれます。
そのため、古い物件のダイニングでは手狭となるため、茶の間とつなげてLDKとする工事が必要です。
この際、壁を壊す工事、床を張り替える工事なども発生しますが、2部屋を繋げれば広々としたLDKが造れます。
例えば、6畳程度のキッチン部分と茶の間が続いている場合には、12畳程度のLDKへの間取り変更が可能となります。
キッチンの変更・移動
間取り変更リフォームはキッチンの変更と移動まで可能にします。
そのため、昔の物件に見られた壁付けのタイプの台所から、今のおしゃれなシステムキッチンにも変えることが出来るのです。
また、キッチンは好みのタイプを選べるため、リビング空間の演出も自在です。
ちなみに、今の物は人造大理石のシンクを備える物もあり、昔の台所と比べて高級感が溢れる仕様の物も多く販売されています。
アンティーク調の雰囲気に変えることも
間取り変更リフォームの際に壁紙や床材も併せて交換すれば、部屋の雰囲気がガラリと変わります。
例えば、壁をビニールクロスから漆喰に変えて、床に天然木のフロア材を使えば、部屋の雰囲気は各段に上がります。
また、照明のデザインや光の色を工夫をして、全体をアンティーク調にすることも自在に出来ます。
おすすめのおしゃれなシステムキッチン
昔のキッチンは壁付けのタイプが一般的でした。
そのため、調理する側と家族との距離が少し離れた感もありました。
しかし、今のシステムキッチンは、壁に向かって調理するものだけとは限りません。
リビングに居る家族との距離を近づけることも可能なのです。
ここでは、今のおすすめのおしゃれなシステムキッチンを紹介します。
対面式キッチン
対面式キッチンはカウンターを備えたタイプです。
出来上がった食事をカウンター越しに渡すことが出来ます。
そのため、壁付けタイプの場合よりも食事を待っている家族との距離が縮まります。
この場合の間取り変更リフォームは新たにカウンターの設置が必要です。
そのため間取り変更工事が大掛かりになります。
工事に伴うコストの管理に注意が必要です。
ペニンシュラ型キッチン
ペニンシュラ型キッチンは対面式キッチンの1つです。
キッチン部分が壁から半島の様に突き出ているのが特徴で、作業全般を家族と対面しながら出来る点が魅力的です。
ペニンシュラ型キッチンは家族とのコミュニケーションを取りながら可能な作業が多くなるため、家族との距離が縮まります。
ただし、通常の壁付けのタイプと配置が完全に異なるので、間取り変更の工事が大規模になります。
アイランド型キッチン
アイランド型キッチンは四方が壁に面していないキッチンです。
LDKが非常に開放的になります。
ただ、アイランド型キッチンも配管や換気扇の移動が必要となり、工事の規模も大きくなります。
間取り変更とキッチン変更で知っておくべき点
リフォーム業者に相談をすれば、間取り変更でもキッチンの移動でも、多くの仕事を請けてはくれるのですが、ユーザーとしても知っておくべき点があります。
そこで、ここでは間取り変更リフォームとキッチンの変更に際して、知っておくべき代表的な点を紹介します。
キッチンのグレードを知ることが大切
キッチンの機能や特色はメーカーによって違いますが、基本は高級・中級・普及の3つのグレードに分けられます。
グレードが高くなれば高機能で高級素材を使った物となり、価格も上がります。逆に普及グレードになると一般の素材が使われた物となり、価格もリーズナブルです。
さて、キッチンを選ぶ時にグレードと費用の関係を覚えておけば、リフォーム後のイメージがしやすくなります。
例えば、設備費用を100万円の予定とした場合を考えてみましょう。
この時、100万円の価格帯がどのグレードかを見越すことが出来れば、設置可能なキッチンの仕様が具体的に計画出来ます。
そうすると、キッチンまわりのデザインなども併せて検討出来る様になり、リフォーム後のイメージがよりハッキリするのです。
素材の特徴を知っておくことが重要
住宅設備は定期的な掃除やメンテナンスが欠かせません。
仮にメンテナンスをせずに放置をしておくと、痛みが早くなったり故障が多くなったりするからです。
しかし、いくらメンテナンスが大切とは言え、素材の特徴を知らずに闇雲にするのは良くはありません。
メンテナンスは素材に適した方法を取るべきです。
特にキッチンの高級タイプは素材が一般の物と異なります。
メンテナンスの方法をしっかりと把握しておかないと、思わぬ不具合が発生する場合があります。
しっかりと確認をしましょう。
構造上出来ない工事がある
物件にもよりますが、リフォームが構造上難しいケースがあります。
例えば、間取り変更を考える場合、壁には撤去が可能な物と出来ない物があるために制限が発生します。
また、水回りの設備は移動が構造的に難しいケースがあります。
そのため、プランニングの際には構造的に可能であるかを確認することが必要です。
予算管理に気を付ける
リフォーム工事は様々な費用が発生するものです。
そのため、予算管理が非常に大切になります。
仮に予算オーバーになってしまうとリフォーム後の生活に支障が出ることもあるので、予算管理には細心の注意を払いましょう。
技術力のある業者を使う
リフォーム工事は最終的には施工業者の技術力によって、仕上がりが大きく違って来ます。
そのため、技術力の確かな業者を選ぶことが、非常に重要です。
例えば、間取り変更の場合、建物の構造を見て確かな判断が出来ない場合、そのリフォームによって別な部分に不具合が発生する場合もあり得るからです。
業者選びは過去の施工例などを見て確認し、確かな腕の業者に依頼しましょう。
まとめ
間取り変更リフォームで和室と台所からLDKに変えれば、利便性も上がって家族同士の距離も近くなります。
そうすると、家で過ごす時間が一層楽しくなることでしょう。
ただし、その様な高度な間取り変更リフォームも優良業者の手腕無くしては出来ません。
LDKを造る間取り変更リフォームは中山不動産にご相談ください。
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