令和5年不動産鑑定士試験の結果、147名が合格 – 合格率は17.4%
国土交通省は10月20日、「令和5年不動産鑑定士試験」(論文式試験)の合格者を発表しました。
この試験は、全国から選ばれた受験者が不動産業界での高い専門性とスキルを証明するために
挑む重要な試験です。
試験は8月3日から5日の3日間にわたり、東京・大阪・福岡の3都市で実施されました。
1,376人の申込者のうち、実際に受験したのは847人で、その中から147人が合格点(400点以上)を
クリアし、合格率は17.4%という結果になりました。
合格者の内訳を見てみると、男性が127人、女性が20人で、性別による割合では男性が多くを
占めました。
合格者の年齢層も幅広く、最高齢は59歳、最年少は21歳、そして全体の平均年齢は33.1歳となっており、
幅広い年代の挑戦者が合格を勝ち取りました。
合格者は今後、所定の講習を受講し、国土交通省への正式な登録を経て、不動産鑑定士としての
資格を取得します。
資格取得後は、不動産の価値を公正かつ的確に評価する専門家として、さまざまな分野で活躍することが
期待されています。
不動産市場がますます複雑化する中で、こうした高い専門性を持つ鑑定士の需要は今後も
高まっていくと予想されます。
合格者たちが新たな専門家としての第一歩を踏み出し、業界全体の発展に寄与することが期待されています。
引用・詳細はこちら「R.E.port」