これからマンション購入する方必見!【中古マンション購入の注意点!!!!】
こんにちは!!
私立大家大学にて自称『分譲マンション警鐘委員会』の伊東です。
不動産の話をメインに展開しておりますが、
今回は『中古分譲マンションの購入注意』を記載致します。
是非皆様の分譲マンション購入のヒントにつながればと思います。
皆様は分譲マンションを購入する際は、
何を基準に判断されますか?
色々な判断基準があるかと思います。
購入する判断は人それぞれだと思いますが、
価格、ランニングコスト、立地で選んでいる方は多くないでしょうか?
本当にそのマンション買って大丈夫なんでしょうか?
では他に何を見るのか?
皆様は購入する中古物件の将来を考えた事があるだろうか?
管理費と修繕積立金を支払っていれば、財産維持をしてくれると考えているのかもしれませんが、そうでは御座いません。
私がセミナーなどで相談を受けた実例を下記に記載致します。
名古屋市にある築40年ほどの分譲マンションは、
大手管理会社が管理しておりますが、修繕積立金が全く無いという事がわかったようです。
定期的に訪れる大型修繕も、グループ会社で施工し、利益を上げていたとの事です。
(あくまで所有者様からのヒアリング内容ですので、事実と異なる可能性も御座います)
マンションも他の建物同様に修繕を必要とする時期が必ず来ます!
将来計画を持っていない分譲マンションは必ず、所有者の修繕積立金が跳ね上がってしまい、売却しようにもなかなか売れないのだ。
悲しいことかもしれませんが、
例外なく全ての分譲マンションも、このように年ごとに劣化していきます。必ず時間の経過と比例し、劣化していきます。
将来計画のない中古マンションを買ってしまうと、将来は限界マンションになってしまう。
限界マンションの定義:管理組合運営や建物管理が適正に行われておらず、改善や復旧の為の計画や人材及び資金もなく、
管理組合の解散や建物の解体もできない状態でスラム化した分譲マンション。
NHKで以前、築37年のマンションが限界マンションになる注意が必要と報道されていたそうです。
ちなみに国土交通省からは築30年~築50年が要注意になっている。
限界マンション化の原因を考えると、根本的な原因は、購入時点にあったかもしれません。
皆様は、分譲マンションの売買契約時点で、新しい生活を考えテンションも上がっている方も多いかと思いますが。
意識として抜けていたことが1つあると考えています。
それは『解体』
初めがあれば終わりがあるのと同様に、マンション建築が始まりならば、マンション解体が終わりだと考えて下さい。
マンションの劣化が酷い場合は、建て替えをすることで限界マンションになることを回避できます。
しかし、マンションの建て替えを行うには、区分所有等に関する法律により「居住者の5分の4以上」の賛成を得る必要があります。
おさらい限界マンションになる過程
1.マンションが劣化(修繕できない)
2.マンション住民が少なくなる!(ますます修繕積立金が集まらない)
3.解体が出来ない
4.限界マンション完成
ただし、
『限界マンションを購入するな』とお伝えしたいわけではない!
限界マンションにもメリットもある!
販売価格が安いのだ!!
ただし、
限界マンションの購入時の注意点は、
マンションの状態、修繕計画、修繕履歴、修繕積立金がいくら積み立てられているのか確認してください!
今、あなたが購入しようと考えた中古マンションは大丈夫ですか?
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