不動産投資に向いていない人の特徴は?初心者が陥りやすい注意点とは
こんにちは。
中山不動産株式会社です。
「不動産投資に求められるスキルってなに?」
「ギャンブルや投資が好きな人は不動産投資にも向いているよね。」
副業を始めたい人のなかには、こんな疑問や不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、不動産投資に向いていない人や不動産投資に必要なスキルについて詳しく解説します。
不動産投資は初心者でもはじめやすい資産運用ですが、少しでも疑問点を解消して最初の一歩を踏み出すために知ってべき情報を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも不動産投資に求められるスキルは?
不動産投資のセミナーを行っていると「不動産投資に資格は必要ですか?」「必要なスキルって何ですか?」などという質問を受けます。
不動産投資に求められるスキルは専門的なものではなく
- 行動力・決断力がある
- 計画性に優れている
- 常に探求心を持っている
まずはこの3つのうち1つでも持っていれば「不動産投資の素質がある」といえます。
行動力・決断力がある
不動産投資は行動力と決断力のある人が向いています。
まず、不動産投資を始めようと思って決断するのも大きな一歩でしょう。
不動産投資は決断の連続です。
- アパートかマンションか
- どのエリアの物件にするか
- 中古物件か新築物件か
- 設備は最新にするのか最低限度の設備か
- リフォーム工事はどこまでするのか
- 家賃はいくらに設定するのか
不動産を決めるためにはいろんな物件を見る行動力も欠かせません。
また、契約には期日があるため、行動力・決断力は必要なスキルです。
計画性に優れている
不動産投資をするとき、ほとんどの場合は融資やローンを組みます。
物件価格や経費、自己資金や借入金など借入機関や金利などを想定をして、収益シミュレーションをします。
いろんな物件を見て、シミュレーションを重ねたうえで、不動産投資を始めることが大切です。
5年後、10年後の収益を考え、物件を増やすなど計画性に優れた人が不動産投資には向いています。
常に探求心を持っている
不動産投資は常に探求心を持っている人でなければ成功が難しいでしょう。
探求心を持っている人というのは「わからないことは納得できるまで調べ学び、何かを実現するために深く掘り下げて行動できる人」のことです。
例えば「このマンションが不動産投資にぴったりで値段もいまなら少し安くできます」といわれたときに何も疑問も持たずに信用してしまうような人ではなく、「どうして安くしてくれるんだろう?このマンションは本当に不動産投資にぴったりなのか」と考えられる人のほうが失敗のリスクが低くなります。
ギャンブル好きは不動産投資に向いていない?
投資というとギャンブル性が高いと思われがちですが、不動産投資の場合は違います。
確かに投資には迅速な決断が必要で、ギャンブルに通ずるものもあります。しかし、ギャンブルと違って再現性が高く、勉強すればするほど結果が付いてくるのが不動産投資の特徴です。
不動産の専門家が感じる「ギャンブル好きでもこの人は不動産投資に向いていない」と思う人の特徴が以下のとおりです。
引き際がわからない
ギャンブルも不動産投資も同じですが、引き際が大切です。
損切りの決定が下せななければ、大きな損失が発生することもあります。
「もっとお金がほしい」「もっと儲けたい」など大きな欲が出てしまうと、冷静な判断が下せずうまくいかないケースが多くなることも。
「そのうちうまくいくだろう」「このあと一発逆転があるに違いない」と楽天的に考えるなど、ギャンブルに近い思考を持っていても不動産投資に一発逆転はありません。
冷静に物事を判断できない人は不動産投資には向いていないといえます。
長期的な計画が立てられない
不動産投資は30年近い長期のローンを組み、毎月の家賃収入で返済しながら、将来必要な修繕計画や、設備の修理費用などをコツコツ貯めていく必要があります。
そのため、不動産投資は短期での収益化を目的としていません。
短期で結果を出したい人よりもローリスクで長期的な計画を立てられる人のほうが向いています。
たとえば、
- 毎月の収益はほとんど上がってないが、ローン完済後不動産を売ったら1,000万円になった
- 毎月収益はほとんどないけど20年後にローンが完済して自分が住むことにした
などの場合、長期的な目で見ると不動産を持っていて良かったと思うケースです。
長期的な計画が立てられない人や長期的な視点で考えられない人に不動産投資は難しいでしょう。
お金の管理ができない
お金の管理が苦手であればすぐに使ってしまうような人には不動産投資は向いていません。
なぜなら、物件に使われている設備は修繕や交換の必要があり、その修繕費用は計画的に貯めておく必要があるからです。
入居者もいつ退去するか分からず、退去になるとリフォームの必要があります。
また、次の入居者がすぐに見つかるかは分かりません。その間もローンの返済があります。
特に、修繕費がいつかかるのか見通しがつきにくい中古物件を扱うときには、いざという時の蓄えが大切です。
先払いができない人は不動産投資に向いていない
リスクを見極めて成功の確率が高いと判断すれば「先に払う」ことが重要です。
だから以下の3つに当てはまる人は不動産投資に向いていません。
- 融資を前向きに捉えられない
- リスクを一切背負いたくない
- 収入が安定していない
このように先払いができない人は不動産投資をしていても、不安に感じることが多くありそうです。
融資を前向きに捉えられない
不動産投資は、不動産の購入に資金がかかるので全額を現金で用意できる人は少なく、融資を申し込む人が多いです。
必要な金額の融資は毎月の賃貸収入から用意できるので不要な借金とは違います。
しかし「融資=借金やリスク」だと考え、必要以上に恐怖感やリスクを感じてしまう人もいるでしょう。
そのような人は不動産投資に対して前向きに取り組めなくなるかもしれません。
無理な融資をお願いしても、金融機関に断られてしまうだけです。
融資をしてもら得るということは「資金計画や事業を認められている」のだと前向きにとらえられるようにしましょう。
リスクを一切背負いたくない
投資の中では不動産投資はローリスク・ローリターンといわれています。
しかし、投資である以上、多少のリスクはつきものです。
一切のリスクは背負いたくないという人は「投資はやるべきではない」といえるでしょう。
不動産投資のリスクで多いのは「空室リスク」や「家賃滞納リスク」「価格変動リスク」などです。
それを理解したうえでリスクを最小限に抑える対策を立てることで回避できることが多々あります。
リスクが一切ない投資はありません。
投資だけではなく、リスクのない事業はないと心得ておきましょう。
収入が安定していない
不動産投資はある程度の初期投資が必要です。
融資を申し込むにしてもローンを組むにしても頭金の準備や設備の修繕など現金が必要な場合もあります。
さらに融資を通すためには、安定した収入が必要です。
例えば、個人事業主や主婦など安定した収入がない職業の場合、融資が受けられないこともあります。
ある程度の初期投資を用意しておく、もしくは安定した収入を得られる仕事をしている必要があります。
不動産投資にはコミュニケーション能力も必要
投資というと個人で行るものなのでコミュニケーション能力は必要ないと思っている人もいるかもしれまんが、実は不動産投資は人とのつながりがとても大切な事業です。
不動産を購入するときは不動産会社とのやり取りが大切で、親密になることでいい物件の情報を仕入れることができるかもしれません。
融資の際には、金融会社の担当者との面談があります。
人とコミュニケーションを取ることが嫌いで、自分の意見を他人に伝えることができず意見に流されやすい人やすべて他人任せにする人には向いていません。
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まとめ:初心者でも長期的な視点で不動産投資を考えよう!
不動産投資は初心者でもはじめやすい資産運用です。
ここまで不動産投資に向かない人について話をしましたが、不動産投資に前向きに考えられる人であればおすすめしたい投資です。
興味はあるけど、「怖い」「不安」という気持ちがある方は中山不動産の不動産投資セミナーにご参加ください。
少しでも疑問点を解消して最初の一歩を踏み出しましょう。
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