【必見】賃貸の1階はやめたほうがいい?注意点とすぐできる防犯対策を解説
こんにちは。
中山不動産株式会社です。
「賃貸の1階に住むと後悔するかな」
「アパートの1階と2階どっちがいいだろう」
「賃貸の1階はカビが生えるって本当かな」
賃貸住宅の1階に住むことを検討している場合には、このように考えている人もいるのではないでしょうか。
何も考えずに住んでしまうと引越したくなってもお金がかかるため、なかなか簡単にはいきません。
賃貸の1階に住むことのメリットやデメリットをあらかじめ把握しておくことが大切です。
そこでこの記事では、賃貸住宅の1階に住むのはやめたほうが良い本当の理由や、住んだときに得られるメリットについて解説します。
賃貸の1階は「やめとけ」と言われる理由
賃貸住宅の1階はなぜ「やめとけ」と言われるのでしょうか。
一人暮らしや、女性の場合はその理由をしっかり把握し決めることが大切です。
ここでは、賃貸の1階に住むことのデメリットについて紹介します。
「1階でも私は大丈夫」という人でも一度目を通してみてください。
賃貸の1階は防犯性が低い
賃貸の1階はやめとけと言われる理由の一つは防犯性が低いことです。
1階は外から部屋の中の状況を伺いやすく、防犯性に欠けます。
他の階と比べて不審者が侵入しやすく、逃げやすいため泥棒などに狙われやすいと考えられます。
また、たとえ塀があって安心な物件だとしても、一度侵入してしまえば見つかりづらいため犯行に及びやすく、かえって狙われる可能性が。
賃貸の1階は外からの視線が気になる
通路に面している部屋の場合は特に、外からの視線が気になるでしょう。
人通りの多い通りであればなおさらです。
窓の大きさや位置によっては、一日中「カーテンを開けられない」なんてことにもなりかねません。
特に女性の場合はプライバシーの確保が難しく、落ち着かないと感じる人も。
賃貸の1階は湿気が多い
賃貸の1階は湿気が多く、ジメジメとしている場合が少なくありません。
梅雨時は特に湿気がこもりやすく、冬も結露に悩まされる可能性があります。
そのため、他の階に比べてカビが発生しやすいことがデメリットと言えるでしょう。
除湿機やエアコンなどで湿気対策が必須と言えます。
賃貸の1階は日当たりが悪い
一階は他の階と比べて日当たりの良さに期待はできないでしょう。
高いビルに囲まれている場合や、隣の建物と距離が近いとなおさら日当たりが悪くなります。
そのため、部屋干しした洗濯物も乾きにくく、除湿機などでの対策が必要です。
また、冬は底冷えと日当たりの悪さで寒さが厳しく感じることが少なくありません。
賃貸の1階は虫が入ってきやすい
他の階と比べて1階は虫が入りやすくなります。
特に物件の周辺に草むらや川などがある場合には、さまざまな種類の虫が入る可能性が。
2階以上では入りにくい、バッタやアリ、わらじ虫などが玄関や窓から侵入することも考えられます。
そのため、防虫対策も必要となるでしょう。
虫が苦手な人は、内見の際に周囲の環境をチェックしておくことをおすすめします。
ゴキブリに困っている人はこちらを参考にしてください
賃貸の1階に住むメリットってあるの?
賃貸の1階に住むメリットはあるのでしょうか。
どこの賃貸住宅にも必ず1階があるため、魅力を感じて住んでいる人がいるのも事実です。
ここでは、賃貸の1階に住むメリットを紹介します。
1階に住むことを検討している人は参考にしてください。
比較的家賃が安い
メリットの一つは、比較的家賃が安く設定されていることです。
新しい賃貸物件でも、1階とそれ以上の階では家賃が異なることが少なくありません。
1階は他の階に比べて、防犯上での心配や日当たりの悪さなどで人気がないことから、家賃が安く設定されていると考えられます。
そのため、デメリットよりも家賃の安さに魅力を感じる人には大きなメリットとなるでしょう。
下の階に気を遣う必要がない
もう一つのメリットは、下の階に住んでいる人がいないため気を遣う必要がないことです。
階下に響きやすい足音を気にせず生活できるのは意外と快適。
特に小さい子どもがいる家庭は、飛んだり跳ねたり、走り回ることが日常茶飯事です。
注意してもなかなか難しいため、下の階に気を遣う必要がないというのは嬉しいポイントではないでしょうか。
災害時でも避難しやすい
いつ起こるかわからない災害時に避難しやすいこともメリットの一つです。
高い階に住んでいて火事などの災害にあったときには、階段で降りてこなくてはならず脱出に時間がかかる可能性が高くなります。
1階であればすぐに脱出することができるため安心です。
また、地震の際には上の階に比べ、揺れによる家具転倒の被害が少ないこともポイントでしょう。
賃貸の1階に住むときに重視したい設備
毎月払う家賃を比較的安く済ませられる1階は、やはり魅力的に感じる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、賃貸の1階に住むときに重視するべき設備について解説します。
特に、女性の一人暮らしで1階を検討している人には重要なポイントのため、ぜひ参考にしてください。
シャッター(雨戸)
重視したい設備の一つ目は、シャッターがついていることです。
留守にしているときや、就寝中に防犯対策として使用できるシャッターがついている物件がおすすめです。
シャッターを閉めていれば、部屋の中の様子が覗かれないため安心して過ごすことができます。
特に女性の一人暮らしの場合は、シャッターがある物件を選ぶと良いでしょう。
モニター付きインターフォン
重視したい設備の一つにモニター付きインターフォンがあります。
どのような人物が来たのか、モニターを通して確認してから対応できることがメリットです。
モニターがなく音声だけの場合や、直接出なくてはいけないタイプのインターフォンは避けたほうが無難でしょう。
ストーカーや、防犯対策として録画付きインターフォンもおすすめです。
宅配ボックス
宅配ボックスが設置されている物件を選ぶことも大切です。
宅配ボックスであれば直接荷物を受け取る必要がありません。
宅配員に成りすまして強盗に入ることも考えられるため、知らない人との接触はできる限り避けたほうが安心でしょう。
また、宅配ボックスがあれば、留守のときも荷物を受け取ることができ、一人暮らしには便利なアイテムと言えます。
オートロック
一人暮らしにはオートロックは欠かせません。
オートロックがない場合、不審者が部屋の前まで来る可能性があり危険です。
オートロックであれば、インターフォンが鳴っても怪しい人物と感じたらロックを解除しなければ部屋に近づけません。
また、オートロックがあるために侵入をあきらめる不審者もいると推測されます。
特に女性の一人暮らしには必須と言えるでしょう。
自分に最適な部屋探しをしたい人はこちらをご覧ください
賃貸の1階に住むならやるべき防犯対策
物件の設備以外に自分でできる防犯対策とはどのようなものがあるのでしょうか。
すでに1階の部屋を決めてしまった人や、現在住んでいる場合にできる防犯対策を紹介します。
まだ対策ができていない人はすぐにでも実践しましょう。
洗濯物は外に干さない
すぐにできる防犯対策の一つに、洗濯物を外に干さないことが挙げられます。
天気の良い日には外に干したくなりますが、防犯対策の面ではNGです。
洗濯物はどのような人が住んでいるか特定されやすく、女性の一人暮らしの場合、強盗などの犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。
また、外に干すことで洗濯物を盗まれることもあり得ます。
1階に住むならば、室内干しを徹底しましょう。
遮光カーテンを取り付ける
カーテンを遮光のものに変えることも防犯対策となります。
普通のカーテンでも閉めていれば、部屋の中を見られる心配はほとんどありませんが、シルエットなどでどのような人が住んでいるかわかる場合があります。
遮光カーテンであれば、シルエットも見えないため安心です。
また、補足として女性らしい柄のカーテンは狙われる可能性が高くなるため避けましょう。
まとめ
賃貸の1階はデメリットもありますが、足音を気にする必要がないことや、家賃が安く魅力を感じる人も少なくないでしょう。
しかし、特に女性の一人暮らしは十分に防犯対策をおこなうことが重要です。
犯罪に巻き込まれず安心して暮らすには、設備の整った物件選びが欠かせません。
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