【必見】一人暮らしの部屋探し!失敗しない賃貸物件の選び方をわかりやすく解説
こんにちは。
中山不動産株式会社です。
憧れの一人暮らしは、住んでから後悔しない部屋を選びたいものです。
しかし、なかには「一人暮らしの部屋探しに注意点ってあるのかな」「部屋選びには何を優先すれば良いんだろう」などの疑問を抱いている人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、失敗しない賃貸物件の選び方を解説します。
部屋探しの予備知識や、あらかじめ決めておくべきことも紹介しているため、これから一人暮らしを始めたい人はぜひ参考にしてください。
一人暮らしの賃貸物件を探す前の予備知識
一人暮らしを始めたい人が陥りがちなのは、先に賃貸物件を探し始めてしまうことです。
何も知識を持たずに部屋を決めてしまうと、後悔することになりかねません。
ここでは、賃貸物件を探す前に知っておきたい予備知識を紹介します。
賃貸の初期費用の目安は家賃5~6ヶ月分
当然ですが一人暮らしを始めるには、安くはない費用がかかります。
賃貸契約時にかかる初期費用の目安は、家賃の5~6ヶ月分です。
主な初期費用内訳はご覧のとおりです。
初期費用 | 目安 |
敷金 | 家賃1ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 |
日割り家賃 | 家賃0~1ヶ月分 |
火災保険料 | 約1万5千円 |
鍵交換費用 | 約1万5千円 |
連帯保証人がいない場合、保証会社に加入しなくてはならないケースもあり、その際の費用目安は家賃の0.5~1ヶ月分程度です。
この他に以下の費用が発生します。
- 引越し費用
- 家具、家電
- 生活費
総額でどの程度かかるかは何が必要かで変わってくるため、あらかじめ確認しておきましょう。
家賃は手取りの3分の1以内が目安
家賃設定は、手取り額の3分の1以内が目安です。
憧れの一人暮らしでは、きれいな外見の少し高めな物件が気になってしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし無理をすると、生活費を削らなくてはいけなくなってしまったり、貯金ができなかったりと理想の生活とはかけ離れてしまうかもしれません。
自分の生活にかかる費用や貯金額などを考慮して、冷静に家賃設定をおこないましょう。
名古屋市内の家賃相場一覧
ここでは名古屋市内の一人暮らしに適した、ワンルーム・1Kの家賃相場表を紹介します。
地域(名古屋市) | ワンルーム(単位:万円) | 1K(単位:万円) |
千種区 | 4.45 | 5.33 |
東区 | 4.05 | 4.48 |
北区 | 3.55 | 4.68 |
西区 | 4.16 | 4.71 |
中村区 | 4.89 | 4.24 |
中区 | 4.37 | 4.87 |
昭和区 | 4.1 | 4.63 |
瑞穂区 | 3 | 5 |
熱田区 | 3.8 | 4.82 |
中川区 | 3.63 | 3.96 |
港区 | 4 | 4.23 |
南区 | 4.87 | 4.68 |
守山区 | 4.38 | 3.75 |
緑区 | 5.13 | 4.95 |
名東区 | 4.73 | 4.21 |
天白区 | 3.73 | 3.74 |
同じ市内でも地域によって、2万円程の差が出るところもあります。
相場の低い地域では、比較的きれいで新しい賃貸でも手が届く可能性も。
勤務先や最寄り駅からの距離を考慮し、家賃相場とのバランスを見て決めると良いでしょう。
下記関連記事では、名古屋市内の家賃相場について専門家が紹介しています。
人気のエリアや、1ヶ月にかかる費用なども解説しているため、名古屋市内で理想の一人暮らしを始めたい人は参考にしてください。
一人暮らしの部屋探しをする前に決めておくべきこと
部屋探しをする前に、決めておくべきことを紹介します。
一人暮らしの条件をあらかじめ定めておくことで、スムーズに物件探しを始められます。
何を決めたら良いのかわからない人は、こちらを参考にしてください。
家賃の条件を決める
まずは家賃の条件を決めます。
家賃設定の目安は、給料の手取り額3分の1です。
たとえば手取り額が18万円ならば、3分の1は6万円です。
したがって家賃の上限は6万円となりますが、管理費などを考慮しそれ以下で探すことをおすすめします。
また交際費にお金をかけたい人や、貯蓄にまわしたい場合は手取り額の4分の1以下を目安に探しましょう。
立地を決める
勤務先からの距離を考慮し、どのあたりに住むのかを決めておくことでスムーズに部屋探しが始められます。
家賃が安いからと勤務先から離れた場所に住んでしまうと、交通費や通勤時間が必要以上にかかってしまうことがあります。
また最寄りの駅から徒歩で15分以上かかるとストレスに感じやすく、住みやすい環境とは言えません。
そのため通勤に公共交通機関を使う人は、駅や買い物施設からの距離も考慮して立地を決めると良いでしょう。
間取りを決める
一人暮らしはワンルームや1Kに住むことが一般的です。
ワンルームとはひと部屋にキッチンが入っている間取りで、1Kはキッチンと住居スペースが分かれています。
現在住んでいる部屋と比べて、どの程度の広さが適しているのかを想定しておくと良いでしょう。
荷物が多い場合は、広めの間取りを必要とすることも大切です。
家賃や立地も考慮して決めることをおすすめします。
譲れない条件を決める
自分にとって譲れない条件を事前に定めておくと、理想的な物件を見つけられる可能性が高くなります。
あれもこれもと理想を挙げればきりがありませんが、ここだけは譲れないという条件を絞っておいてください。
たとえば、「管理費込みで6万円以下の物件」「防犯設備が整っている」「日当たりが良い」このような条件をあらかじめ決めておきましょう。
下記関連記事では、一人暮らしの部屋探しを始める時期や、優良物件を探すポイントを紹介しています。
これから理想の部屋探しを始めたい人はぜひ参考にしてください。
一人暮らしの賃貸物件の選び方
一人暮らしの賃貸物件はどのように選ぶと良いのでしょうか。
ここでは物件の選び方を定番のものから、周辺環境や細かなチェックポイントまで紹介します。
どこをチェックしたら良いのかわからない人は参考にしてください。
定番の物件選びポイント
物件選びの定番ポイントは以下のとおりです。
- 駅から近い
- 買い物施設が近くにある
- バス・トイレ別
- オートロック
- 広い間取り
- 大きな収納
- 駐車場の有無
これらのなかで譲れない条件は、外さないようにしましょう。
定番ポイントの優先順位を下げてしまうと後悔することが少なくありません。
たとえば女性の一人暮らしで、防犯設備が整った物件を探していたにもかかわらず、家賃の安さを優先してオートロックがついていない物件を選ぶこともあるでしょう。
簡単に引越しできるものではないため、定番のポイントは押さえておくことが大切です。
チェックポイント:周辺環境
周辺環境をチェックすることは、住みやすさを左右するポイントになります。
以下のことに注視しましょう。
- 周辺に買い物施設はあるか
- 近くに居酒屋などの飲食店はないか
- 学校が近くにないか
- 大きい道路に面していないか
- 踏切や線路が近くにないか
- 周辺に自然が多い
近くに居酒屋が並んでいる環境では、酔っ払いが夜遅くまで騒いでいるなんてことも。
大きい道路や踏切近く、学校付近も騒音被害が考えられます。
また物件の周りに自然が多い場所は、室内に虫が侵入する可能性が高いため、苦手な人は避けたほうが無難です。
インターネットの物件情報サイトには周辺環境を掲載していることが多いものの、土地勘のない場所では特に詳しく調べておく必要があります。
チェックポイント:物件の条件
定番のチェックポイントとは違い、細かな部分は物件内部の写真でも判断が難しく、実際に内見してみなければわからないことも多くあります。
細かなチェックポイントには以下が挙げられます。
- コンセントの位置や数
- 壁の薄さ
- エアコンの製造年
- シャワーの水圧
- 結露やカビの有無
- 実際の日当たり
これらは内見してみなければわからないでしょう。
特にカビの有無は健康被害にもつながるため、しっかり確認しておきたいところ。
結露のチェックは、サッシ周辺の木にカビや変色がないか、壁紙が浮いていないか、目で見て確認できます。
壁の薄さは、実際に壁に耳をつけてチェックするのが確実です。
どれも忘れがちなものばかりですが、事前に確認することで後悔しなくて済みます。
下記関連記事では、賃貸の内見に必要な持ち物を確認できます。
内見を有意義なものにしたい人は、ぜひチェックしてみてください。
結局どうやって賃貸物件を選べば良いの?
「希望条件がありすぎて選びきれない…」という人もいるでしょう。
まずは、「2階以上」や「駅から徒歩10分以内」など、クリアしなければ生活の質が下がると考えられる譲れない条件を3つほど書き出してください。
次に、理想の条件を思いつく限り書き出します。
この条件はあくまで理想であり、「宅配ボックス付き」や「ベランダ付き」など、すべての条件で探して出てこなかった場合に、優先度の低い順番から外していきます。
このように条件を絞っていくことで、効率良く自分に合った賃貸物件を選べるでしょう。
まとめ
早く住むところを決めたくても、いきなり部屋探しを始めるのはリスクがあります。
自分に合った賃貸物件を選ぶには、予備知識をつけてあらかじめ条件を決めることが大切です。
細かなポイントも、内見してぬかりなくチェックしましょう。
まずは自分にとってどんな部屋が適しているか、条件を書き出して知ることです。
自分に合った失敗しない部屋探しは、中山不動産にご相談ください。
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