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【必見】賃貸の備え付けエアコンが故障!連絡先はどこ?誰が費用負担するの?

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

「賃貸住宅のエアコンが故障した!保障してくれるかな……」
「エアコンの交換ってどのくらいの日数がかかるんだろう」
「賃貸住宅についてるエアコンが古いけど交換してもらえるのかな」
エアコンが必要な、暑い夏や寒い冬に故障してしまうとパニックになってしまうものです。

しかし、「早く直さなきゃ」と急いで修理を依頼するのは注意が必要です。
賃貸住宅のエアコンを勝手に自分で修理してしまうと、後々トラブルになることが少なくありません。
故障したときの正しい対処法を確認して、冷静に対応しましょう。

賃貸住宅のエアコンが故障したときの対処法

賃貸住宅のエアコンが故障した場合、どのように対処すれば良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。

ここではエアコンの調子が悪くなったときに確認することや、どこに連絡したら良いかを紹介します。

本当に故障なのかを確認

いつも通りにエアコンが動かなくなってしまったからと言って、すぐに業者を呼ばないようにしましょう。

まずは、本当に故障なのかを確認する必要があります。

確認せず業者を呼んでしまうと、故障ではない場合でも出張費用がかかります。

また備え付けのエアコンは貸主のものであるため、自己判断は禁物です。

トラブルを避けるため、事前の確認をしっかりしなくてはなりません。

管理会社か大家さんに連絡

「エアコンが故障したかも……」というときは、管理会社か大家さんに連絡を。

伝えることは以下のとおりです。

  • 住んでいる物件の名称、部屋番号
  • 氏名
  • エアコンの故障具合

エアコンの症状はできるだけ具体的に伝えることが大切です。

また、連絡をするときは、エアコンのメーカーや型番を控えておくとスムーズに修理依頼ができます。

エアコンが故障?連絡する前に確認すべきこと

管理会社や大家さんに連絡をする前に、本当に故障しているのか確認する必要があります。

ここでは、どのようなことを確認したら良いのか具体的に説明します。

確認することで症状が改善する場合もあるため、ぜひ試してみてください。

リモコンの故障や電池切れ

エアコンがリモコンに反応しない場合、電池が切れている、もしくは故障している可能性があります。

意外と見落としがちなところなのできちんと確認しましょう。

また、電池切れではなかったときは、リモコンの故障が考えられます。

リモコンを操作しているときに、赤外線が出ていなければ故障している可能性が。

スマートフォンのカメラ越しにリモコンの先端を見ることで、赤外線が出ているか確認することができます。

フィルターにホコリが詰まっていないか

フィルターに、ホコリやヤニなどの汚れが詰まっていると正常に動かないことがあります。

定期的にメンテナンスする必要があり、フィルター掃除は入居者の義務です。

頻繁に稼働させる季節は、2週間に一度フィルターを洗いましょう。

忙しい人はエアコン掃除業者に頼むのもおすすめです。

室外機の周りに物を置いていないか

室外機の周りに物を置いている場合、冷たい風が出てこないことがあります。

物を置いていると熱い空気が排出されず、冷たい空気を作り出すことができないためです。

冷たい空気が出てこないときには、室外機を確認しましょう。

室外機が直射日光にさらされている場合も同じ症状になることがあり、なんらかの方法で光を遮断することで改善されます。

エアコンの修理費用は誰が負担する?

「賃貸住宅のエアコンの修理代は自分で払うのかな」と不安な人もいるかもしれません。

エアコンの修理代は場合によっては、入居者が負担する必要があります。

ここでは賃貸住宅のエアコンを修理するときに、入居者が負担しなければならないケースや注意点を紹介します。

賃貸のエアコン修理費用は大家さんが負担

原則として修理費用は大家さんが負担することになっています。

備え付けのエアコンは大家さんの所有物だからです。

しかし、ケースによっては入居者の負担になる場合も少なくありません。

フィルターの掃除を怠ったり、室外機の周りに物を置いたりすることで故障につながった場合は、入居者の負担になる可能性が高くなります。

とくに喫煙者は、たばこのヤニが原因で目詰まりが起こりやすいので注意が必要です。

定期的なメンテナンスは怠らないようにしましょう。

喫煙者が賃貸を出るときに必要な原状回復を知りたい人はこちらをチェック

残置物に注意

エアコンの修理費用が発生するケースに「残置物」があります。

故障したエアコンが「残置物」だった場合、入居者が費用を負担する可能性が。

「残置物」とは以前住んでいた人が置いていった物のことです。

部屋を契約するときに交わした契約書を見ると、エアコンが付帯設備なのか残置物なのか確認できます。

しかし、残置物だった場合でも大家さんに所有権があるため、故障したときは必ず確認しましょう。

賃貸住宅のエアコンが故障したときのNG行動

エアコンが必要な季節に故障すると、焦ってしまうものです。

しかし、間違った行動をとってしまうと後々大変なことになりかねません。

ここでは、賃貸住宅のエアコンが故障したときにしてはいけない行動を紹介します。

いずれもトラブルの原因になるため注意が必要です。

勝手に修理を手配する

賃貸住宅に備え付けられているエアコンが故障した場合、管理会社や大家さんを通さずに修理を手配することは禁物です。

付帯設備であるエアコンは大家さんの所有物のため、修理するかどうか決めるのは入居者ではありません。

また、勝手に手配した業者が高額だとなおさらトラブルの原因になります。

修理したあとに領収書を提出したとしても、修理費用が支払われない可能性が。

管理会社や大家さんに連絡できる場合は、必ず確認してから行動しましょう。

不具合があっても放置する

入居者には使っている設備に不具合が生じた場合、管理会社や大家さんに連絡し、修理に協力する義務があります。

エアコンの調子が悪いのにもかかわらず、「何とか使えるから大丈夫だろう」と報告せずに使っていたとします。

使っているうちに故障してしまった場合、買い替えの費用を一部負担しなければならない可能性があります。

不具合が出た時点で報告していれば最小限の修理で済むため、このようなトラブルにならないためにも、放置せず現状を報告しましょう。

入居者に故意過失がある

入居者に故意過失がある場合にも費用負担が発生します。

わざと壊すのはのはもちろんですが、長期間フィルター掃除などのメンテナンスを怠ったことが理由の場合は、入居者に落ち度があるため費用を負担しなければならない可能性が。

しかし、正しい使用方法やメンテナンスをしていれば、トラブルを未然に回避できるでしょう。

また、修理費用を請求された場合でも、加入している火災保険でカバーできる可能性があるため確認することをおすすめします。

そのほか賃貸住宅の不具合が出た場合の負担について知りたい人はこちらをチェック

賃貸住宅の備え付けエアコンに関するQ&A

エアコンはすぐに壊れるものではないため、交換時期について悩む人もいるかもしれません。

ここでは賃貸住宅のエアコン交換について良くある質問を紹介します。

賃貸住宅のエアコンを交換したい人はぜひ参考にしてみてください。

賃貸住宅のエアコン交換は何年でするの?

エアコンの交換は10年が目安です。

エアコンの寿命は7〜10年と言われており、買い替えの平均は13年です。

賃貸住宅のエアコンが何年式なのか確認しておき、10年経つ頃に管理会社や大家さんに相談すると買い換えてくれる可能性も。

また、故障したエアコンが設置して10年以上経過していた場合は、買い換えてくれることがあります。

賃貸住宅のエアコンは交換しても大丈夫?

賃貸住宅のエアコンは大家さんの所有物であるため、勝手に交換することはできません。

修理して使うか、新しく買い換えるかの判断は大家さんがおこないます。

また、経年劣化といえない場合やエアコンが故障していないケースは、大家さんに交換する義務はありません。

どうしても交換したいときは管理会社や大家さんに相談する必要があります。

エアコンの交換にかかる日数は?

エアコンは一日あれば交換することができます。

ついていたエアコンを取り外し、新しいものに交換するまでに約2時間と言われています。

取り外しに30分、標準工事と呼ばれる配管パイプをつなげたり、室外機などを設置したりするのに1時間30分ほどかかります。

エアコンを交換する際には立ち合いが必要です。

まとめ

賃貸住宅のエアコンが故障して焦った経験がある人もいるかもしれません。

「エアコンが故障したかも……」そのようなときは以下のことを実践しましょう。

  • 本当に故障したのか確認する
  • 勝手に判断せずに管理会社や大家さんに相談する

エアコンを快適に使うには、日頃の掃除やメンテナンスを正しくおこなうことが大切です。

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