賃貸経営は儲からない？不動産投資の初心者が失敗しないための方法

2022.03.04

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

不動産投資の一つの方法として、賃貸経営があります。

「どんなメリットがある？」と興味を持って調べていると、「儲けが得られない」「アパート経営はデメリットが大きい」などマイナスの情報を目にした方もいるでしょう。
しかし、賃貸経営＝儲からないものではありません。

今回の記事では、不動産投資の初心者が失敗しないための方法を紹介します。

きちんと事前準備をし、失敗を避けるためにできる対策をおこなうことが大切です。
賃貸アパートのオーナーとしての一歩を踏み出しましょう。

不動産投資における賃貸経営とは？

不動産投資は、収入を増やす手段としてサラリーマンから定年退職者まで幅広い世代で検討されている方法です。

まずは賃貸経営そのものへの理解を深めましょう。
賃貸経営に向いている人も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

賃貸経営とは？

自分が購入したマンションやアパートを人に貸し出し、家賃収入を得る方法を賃貸経営と言います。

アパートを一棟購入する人もいれば、ワンルームマンション一室だけで始めるパターンなど、始め方はさまざまです。
家賃収入から管理費や維持費、税金などを支払い、手元に残ったお金が収益です。

株式投資だと株価の変動により収益が変わるので、なかなか利益の見込みを考えるのが難しいものです。
賃貸経営なら入居者から一定額の家賃がもらえるので、安定した収益が見込めます。

賃貸経営に向いている人は？

明確な意思を持っている人が、賃貸経営に向いています。

経営をするうえで、大きな決断に迫られることも。
そのときに、明確な意思を持っている人なら自分の信念に基づいた判断をしやすくなるでしょう。

たとえば、以下のような意欲がある方は、賃貸経営に向いているといえます。
賃貸経営を始めたい理由を明確にしてください。

会社からの給与以外に収入源を増やしたい
貯蓄を増やして定年後の生活に備えたい
相続税を抑えるための対策をしたい

賃貸経営のメリットは3つ

ここでは、賃貸経営のメリットを3つ紹介します。

メリットがあるからこそ、多くの人が関心を持っているものです。
それぞれのメリットを把握しましょう。

メリット①長期的に家賃収入が入る

マンションやアパートなどから、長期的に家賃収入を得られる点が賃貸経営のメリットです。
もし、大きな病気やケガをしたときのことを想像してみてください。
入院や療養で働けない時期は、収入がゼロです。

賃貸経営をしていれば家賃収入があるので、もしものときの備えになります。
しかし、収支のバランスをよく見て、赤字経営になっていないことが前提です。

入居者がいるだけで安定した収入があるのは、とても心強いものではないでしょうか。

メリット②少ない資金でも始められる

マンションやアパートは数千万円もするような高価な買い物ですが、ほとんどの方は金融機関のローンを利用して購入します。
そのため、賃貸経営は少ない資金でも始められる手軽さもメリットです。

資産形成の方法として、年齢や性別に関係なく始めやすいと注目されているのは、この手軽さからなのでしょう。
購入後は家賃収入の中からローン返済をするので、自己資金を減らさずに運用ができます。

メリット③老後の生活資金になる

毎日の生活は、少しでもゆとりあるものにしたいですよね。
老後の生活資金としても、賃貸経営で得る家賃収入が大きく役立ちます。

定年退職後の主な収入源は、一定の年齢から支給される年金です。
しかし、年金と現役時の貯金、退職金だけでは老後の生活は心もとないでしょう。
賃貸経営をしていれば、入居者からの家賃が大切な収入源となり、定年退職後の時間を有意義に過ごせます。

賃貸経営に向けて準備することは？

不動産投資にはリスクが付き物です。

ここでは、事前準備で実施することを3つ紹介します。
成功をするために、賃貸経営を始める前にできることから取り組んでみましょう。

目標を明確にする

賃貸経営をおこなう目的によって事業方針は大きく異なります。
まずはどのような目標のために始めようとしているのか明確にしましょう。

将来は賃貸経営で得た収入のみで生活したい
給料とは別に、プラスアルファの収入がほしい
老後に安心して暮らせるだけの貯金を貯めたい

このようなはっきりとした目標が大切です。
「何もしなくても、アパートさえあれば収入が手に入る」というものではありません。

自分が定めた目標に合う経営ができているかチェックしましょう。
定期的な見直しやチェックが大きな失敗を避けることにもつながります。

ターゲットを決める

マンションやアパートを借りる人のターゲットを決めることも大切です。

たとえば、ファミリー層をターゲットにした場合で考えてみましょう。
公園や自然が充実していたり、保育園や小学校に近かったりなど、子育てしやすい環境の中にある物件が好まれます。
また、家事動線やキッチンからリビングが見やすい間取りといった室内環境も重視するでしょう。

一方で、大学生をターゲットにするなら、オンライン学習や動画視聴がスムーズにできる、ネット環境の整ったお部屋を好む傾向があります。

ターゲットが異なれば、欲しい設備や暮らしたいと思える周辺環境に違いが出るものです。
需要のある物件選びをするために、ターゲットを明確にしてください。

不動産投資の知識を身につける

不動産投資に必要な法律や税金の知識を身につけましょう。

たとえば、アパートをイチから立てる場合は、建築基準法や都市計画法などが関係のある法律です。
また、宅建業法や民法などの知識があると、物件を貸し出すときに活用できます。

不動産購入から維持、売却時には、税金の知識もあると良いでしょう。
毎年の確定申告をスムーズに実施できます。

たくさんのことを学び、知識として持っておくメリットは他にもあります。
今後の賃貸経営で必要な選択を迫られたときに、自信を持ってその道を選べるでしょう。

賃貸経営で初心者が失敗しないためのコツは？

いくら少ない資金で始められるとはいえ、大きな失敗はしたくないものです。

最後に、賃貸経営で初心者が失敗しないためのコツを3つ紹介します。
これから賃貸経営を始める方でも取り入れやすいものばかりですので、参考にしてください。

リスクを事前に把握し対策を立てる

賃貸経営では、リスクを事前に把握し対策を立てることが、失敗を避けるコツに。
賃貸経営で考えられるリスクとは、どのようなものがあるでしょうか。

空室リスク
家賃滞納リスク
自然災害のリスク
建物老朽化のリスク　など

入居希望者が現れず、空室が続くとその分の家賃収入がありません。
しかし、ローンは満室や空室に関わらず、毎月きっちり返済が求められます。

入居者がいても家賃を滞納するリスクや地震や火事などの災害に遭う可能性についても想定しておきましょう。
どんなことが起きそうなのか事前に把握し対策を立てておくと、大きな失敗が避けられます。

事前に収支のシミュレーションをおこなう

収支のシミュレーションも賃貸経営を始める前におこないましょう。

家賃収入のすべてが収益とはならず、家賃から諸経費を支払う必要があります。
想定が甘いと、自己資金から不足分を補う事態になる恐れもあります。
収益を得るために始めた賃貸経営なのに、持ち出しが多くてはローン返済が滞り、最悪の場合は物件を手放す可能性もあるでしょう。

ローン返済や維持費、管理費、税金などの支払いが無理なくできるのかをチェックしてください。
空室や諸経費を考慮した実質利回りで、収益が見込めるのか計算してみるのも有効です。

信用できる不動産会社を探す

さまざまなリスクを想定したり収支のシミュレーションをしたりするのはとても負担になります。

そこで、不動産に関する困りごとや疑問は、プロに聞くのが最善策です。
頼もしいパートナーとなるような不動産会社が見つかれば、賃貸経営も怖くありません。
親身に対応してもらえる不動産会社探しのために、セミナーや相談会に参加するのも良いでしょう。

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まとめ：不動産投資セミナーに参加して賃貸経営の基礎を学ぼう

賃貸経営には、少ない資金で始められ、長期的に安定した収入を得られるメリットがあります。
しかし、不動産を購入しただけでは、収益を得るのは難しいものです。

起こりそうなリスクの把握と対策の実施、収支のシミュレーションをするなど事前準備が重要ポイントに。
不動産投資の知識を身につけることも、失敗を避けるのには効果的でしょう。
不動産投資セミナーに参加して、賃貸経営の基礎を学ぶのもおすすめです。

中山不動産では、「お客様が不幸になる不動産は紹介しない」という強い信念の元、オーナーになるお客様と二人三脚で運営をおこないます。
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