実物資産とは?資産になるものや金融資産との違いをわかりやすく解説
こんにちは。
中山不動産株式会社です。
実物資産とは、株価や為替など金融資産と対局に位置するもので、それ自体に価値がある資産のことです。
2022年に各国でインフレ化が進み、株価の暴落が起きたことから、保有資産を分散させる方法として、実物資産が注目されています。
本記事では、実物資産について徹底的に解説します。
実物資産にはどのようなものがあるのか、金融資産との違いをわかりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
実物資産とは?
実物資産とは何か、特徴を説明します。
金融資産とどのような違いがあるのか比較してみましょう。
実物資産はそれ自体に資産価値があるもの
実物資産は現物資産とも呼ばれ、そのもの自体に価値がある資産です。
以下が実物資産とされている例です。
実物資産が値上がりするのを期待して購入し、所有します。
- 不動産
- 貴金属
- コレクション品
不動産は住まいとして、貴金属はアクセサリーや工業品に利用できます。
また、コレクション品も酒類は飲んだり、美術品は飾ったりと現物そのものに利用価値があります。
価値が下がる場合も、現物がダメにならない限り突然価値がゼロになることはほとんどないでしょう。
資産を守るために分散投資のひとつとして所有している人も少なくありません。
金融資産は現金化できる評価額を持つ資産
金融資産は形を持たないため、そのもの自体に利用価値はありませんが、現金化の評価額を持つ資産です。
以下が金融資産とされている例です。
- 現金
- 債券
- 株式
- 小切手
- 商品券
- 投資信託
- 生命保険
金融資産は景気の変動に大きく左右されるのが特徴です。
世界情勢によって為替が変動することもあり、会社が倒産すれば株式に価値はなくなります。
発行元の信用で成り立っているのが金融資産です。
価値の変動があるため、投資リスクも高いと言えるでしょう。
個人が実物資産に投資する方法
個人が実物資産に投資するなら、何を選べばよいでしょうか。
実物資産の投資例を以下のように説明します。
不動産(土地・建物)を購入する
不動産は資産として保有するだけでなく、第三者に貸し出すことで利益を得られます。
家賃収入で安定的にインカムゲインも得られるため、投資として運用しやすいです。
また、出口戦略として不動産を売却する方法もあります。
実物資産の投資先として、以下があります。
- 土地
- 戸建て
- アパート
- マンション
- 太陽光発電
さらに自己資金と借入金を併用して、投資用不動産を購入することで、高い収益を得るレバレッジ効果が期待できます。
金・銀・プラチナなどの貴金属を購入する
金・銀・プラチナは資産価値が安定していることから、人気の高い投資先として選ばれています。
貴金属は用途が幅広く、希少価値が高いため、価格が下がりにくい傾向にあります。
長期的に見ても、需要が大幅に減少する可能性は低いでしょう。
今後発掘量が減少すれば、価格が高騰する場合もあり、利益が莫大に得られる可能性も。
価格が安いときに購入し、購入時よりも高く売却する方法で利益を得られます。
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美術品・腕時計などのコレクション品を購入する
コレクション品も実物資産として所有される投資先の一つです。
希少性や保存状態、コレクターの金銭感覚により価値が変動するため、安定した実物資産とは言い難いでしょう。
趣味で集めているコレクション品が結果として、価値が上がったというパターンも少なくありません。
金融資産と比較した実物資産に投資するメリット
実物資産に投資するメリットをまとめました。
まだ投資したことがない人は、新たに所有することも検討してみてください。
インフレに強く、資産価値が目減りしにくい
実物資産はインフレに強いのがメリットです。
インフレになるとお金の価値が下がり、物価が上昇します。
この際、金融資産は資産価値が大幅に下落します。
実物資産は物であるため、インフレの際価値が上昇する傾向にあり、安全資産とされています。
実物資産はそのもの自体に価値があるため、無価値になることは考えにくく、資産価値が目減りしにくいです。
不動産はとくにインフレに強いとされており、実物資産として人気があります。
金融危機でも価値は急落しにくい
実物資産はそのものに価値があるため、金融危機でも価値が急落しにくいのが特徴です。
金融資産は、金融危機が起きた場合、大幅に下落する可能性があります。
近年では、コロナショックやリーマンショックで世界的な株価の暴落が起きています。
有事の際も、実物資産の金は高い資産価値を維持しつづけたことから、実物資産を所有しておくことが重要であることが伺えます。
金融資産と比較した実物資産に投資するデメリット
実物資産に投資するデメリットをまとめました。
デメリットも知ったうえで、所有を検討しましょう。
維持費用がかかる
実物資産はそのものの状態により、資産価値が変動します。
売却して利益を得るのであれば、よりよい状態を保っておくことが重要です。
たとえば、美術品の保管には湿度管理も大切です。
専門の保管サービスを頼んだり、専用の部屋を設置したりするのに維持費がかかります。
不動産にも固定資産税や、管理費、火災保険料など保有しつづけるための費用が必要です。
最終的にこの費用を上回る利益が得られることを目指しましょう。
天災や盗難などで実物がなくなるリスクがある
実物資産はそのものが消滅すれば価値がなくなります。
天災や盗難で一発で実物がなくなるリスクを避けなければなりません。
貴金属の場合は安全な貸金庫に預けたり、不動産は購入前にハザードマップを確認したりするなど、あらかじめ対策をしておきましょう。
予期せぬ事態が起こる可能性もあるため、保険に入っておくことも必要です。
実物資産への投資で成功するためのポイント
実物資産を投資して利益を得るために必要なことは何か、ポイントをまとめました。
コツを押さえて成功へ近づきましょう。
実物資産なら不動産投資がおすすめ
実物資産のなかでも、初心者が始めやすいのが不動産投資です。
不動産への投資には高額な初期費用が必要ですが、金融機関から融資を受けられます。
つまり、自己資金が少なくても投資用物件を購入可能で、レバレッジ効果を期待できます。
賃貸物件として第三者に貸し出せば家賃収入が得られるのも不動産投資の魅力です。
入居者がいる限りは毎月安定した収入が得られます。
また、不動産は相続資産となるため、相続税対策として始めるケースも少なくありません。
相続するにあたって、現金で残すよりも相続税を抑えられます。
金融資産と実物資産を組み合わせる
金融資産と実物資産のどちらか一方を持つのではなく、両方保有するのがよいでしょう。
実物資産はインフレや金融危機に強く、金融資産は現金化しやすい特性があります。
リスク分散を考える際、両方を組み合わせることが推奨されます。
「株式や投資信託しか持っていない」という人は、実物資産の不動産への投資を検討してみてください。
ただし、金融資産を減らして実物資産を増やせばよいわけではありません。
投資対象のメリット・デメリットを考慮したうえで、柔軟に対応できるようにしましょう。
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まとめ
実物資産はそれ自体に価値があり、金融資産とは異なるメリットがあります。
とくに、不動産は家賃収入として安定的にインカムゲインが得られることから、理想の投資先です。
長期にわたり安定した収益を得るためには、条件の揃った物件が必要です。
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