【初心者向け】不動産投資の勉強方法｜最短で成功をつかむ戦略を紹介
これから不動産投資を始めたいと考えていても、「初心者なので基礎から勉強したい」「でも何から学べば良いのかわからない」という人もいるでしょう。
物件の管理は業者に委託できるため、仕事をしながらでも運用可能です。
しかし、不動産投資に関して知識ゼロの状態で始めてしまうと、悪質な業者からカモにされたり、最終的には赤字に終わることがあるかもしれません。
必要な知識を身に付けることで不動産投資に成功する確率は上がります。
この記事では、効率よく不動産投資の勉強する方法を専門家目線で解説します。
CONTENTS
不動産投資には勉強が必要
まず大前提として、リスクのない投資はありません。
不動産投資も例外ではなく、成功して毎年数千万円の家賃収入を得るなど大きなリターンが得られる場合もあれば、逆に失敗して大きな損失を負うこともあります。
自分の目的や資金規模に合った投資をして大きな失敗をしないためには、不動産投資のリスクやリターンについての正しい知識を身に付けることが大切です。
不動産投資で失敗しないためにも、幅広く情報収集して勉強しましょう。
不動産投資を勉強する前に決める3つのこと
不動産投資において最短で成功をつかむためには、最低限の勉強は必要不可欠です。
ただし、手当たり次第勉強するのではなく、事前に3つの戦略を立てておきましょう。
不動産投資の目的を明確にする
まずは、不動産投資の目的を明確にすることから始めましょう。
というのも、大まかな不動産投資の方向性を定めておかないと、自分が得たい収益額が決まらず、どの種類で投資を始めるのかを選ぶことができません。
不動産投資の目的とは、以下のようなことが挙げられます。
- 副業としてお小遣いを稼ぎたい
- 長期的な不動産投資で、将来のための資産形成をしたい
- 不動産投資をメインの収入減にしたい
たとえば、ワンルームマンション投資をするのかアパート経営をするのかでも勉強方法は変わってくるため、不動産投資の目的を明確にすることが大切です。
不動産投資の勉強の流れをつかむ
目的や目標を決めたら、効率的な勉強の流れをつかみましょう。
不動産投資の仕組みを把握したり、聞き慣れない専門用語の意味を調べたり勉強方法はさまざまですが、ただ闇雲に勉強することだけは避けてください。
最初は「わからないから…」と自己流で勉強する人もいますが、必要な知識を身に付けられず、結局は時間のロスや失敗につながってしまいます。
不動産投資の勉強は、一朝一夕でできるものではありません。
知識を漏れなく習得するためには、基礎から実践まで順番に勉強することが大切です。
具体的な勉強の計画を立てる
不動産投資は、知識を身に付けることがゴールではありません。
事前に決めた目標に対してどのような手順で進めればいいのかなど、勉強したことを実際の不動産経営で活かして、成功へとつなげる必要があります。
最短で成功をつかむためには、具体的な勉強の計画を立てましょう。
たとえば、「目標を達成するためには、どんな知識が、いつまでに身に付いていれば良いのか？」を考えて、勉強すべきことを明確にすることが大切です。
決して完璧を目指すのではなく、最低限の知識習得を心がけてください。
不動産投資のおすすめ勉強方法7ステップ
不動産投資の知識を身に付けるためには、基礎から順番に学ぶ必要があります。
ここでは、初心者におすすめの勉強方法を7ステップに分けて解説します。
ステップ1．インターネットサイトの活用
まずは、もっとも身近なツールであるインターネットを活用しましょう。
不動産投資を始めるにあたり、「どの物件を購入すべきか」「専門用語の意味は？」など調べたくなりますが、初心者なら全体像を把握することが重要です。
- そもそも不動産投資とは？
- 株やFXなどほかの投資方法との違いは？
- 不動産投資のメリット・デメリット
- 物件の種類
- 投資物件を購入する流れは？
このような基礎知識はインターネットで学ぶことができ、「不動産投資 メリット」「不動産投資 リスク」などのキーワードで検索すると、関連の記事がヒットします。
初心者向けの記事を読んで、最低限の知識を身に付けてください。
ステップ2．YouTubeの関連動画で学ぶ
最近では、YouTubeに不動産投資に関する動画が増えてきました。
YouTubeのメリットとして、わかりやすい内容のものが多く初心者でも気軽に学びやすいため、ネット記事とあわせて勉強するのも効率的でしょう。
ただし、再生回数を稼ぐために、主観的あるいはインパクト重視の動画もあります。
あくまでも勉強の入り口程度にとどめておくようにしてください。
ステップ3．本で基礎知識を学ぶ
インターネットのサイトなどで広く浅く知識を身に付けたら、不動産投資の情報・知識が体系的にまとめられている関連書籍での学習に進みましょう。
不動産投資について書かれた本は数多く出版されており、初心者向けのもあれば、法的知識やキャッシュフロー戦略に重点をおいた専門的なものまでさまざまです。
自分の知識にあわせた読みやすい本を選ぶのがポイント。
初心者でこれから不動産投資について勉強するなら、『世界一やさしい 不動産投資の教科書1年生』や『不動産投資の学校[入門編]』などがおすすめです。
関連記事：不動産投資本のおすすめ13冊｜初心者の勉強に最適な良書を厳選
ステップ4．不動産関連の資格取得をする
不動産投資をするための必須資格というものはありません。
しかし、さまざまな専門知識が不動産経営に役立つこともあり、それらを上手に活用することで収入の向上だけでなく、失敗の確率を下げることにつながるでしょう。
ただし、資格取得にはお金や時間がかかるため注意が必要です。
不動産投資に役立つ資格として「宅地建物取引士」や「不動産実務検定」などが挙げられますが、資格取得を目的にしないように幅広く勉強するようにしてください。
下記関連記事では、不動産投資に役立つおすすめの資格を紹介します。
関連記事：不動産投資に役立つおすすめの資格は？成功するためのポイントを解説
ステップ5．不動産投資家のブログを参考にする
さまざまな投資家がブログやSNSなどで情報を発信しています。
不動産経営の実績や経験をリアルタイムで知ることができるため、その中から自分と同じ資金レベルの人を見つけ、チェックしてみることもおすすめの勉強法です。
それらを参考にするだけでなく、コンタクトを取ってみるのも良いでしょう。
何かしら有益な情報を得られたり、人脈が広がったりすることもあります。
ステップ6．不動産投資セミナーに参加する
不動産投資の勉強でもっともおすすめなのが、セミナーへの参加です。
インターネットや書籍などでもある程度の知識・情報を学ぶことはできますが、物件の選び方や運用の仕方など、より実践的な部分は専門家に相談しましょう。
また、セミナーに参加することで効率よく勉強できるだけでなく、不動産会社の雰囲気もつかめるため、信頼できるパートナーになるかどうかの判断もできます。
無料セミナーも多く、勉強のために積極的に参加してみてください。
ステップ7．物件見学で実践的に勉強する
より実践的に勉強するためには、物件見学をおすすめします。
もしも不動産投資をおこなうエリアが決まっていたら、どのような物件なのかを見学するだけでなく、周辺環境をチェックするなど現地調査もしてみてください。
ここでの注意点は、投資物件をすぐに購入しないことです。
セミナーの参加後は気持ちが高まっていることもあり、すぐにでも始めたいと感じるかもしれませんが、投資物件の購入では冷静な判断が求められます。
収益性の高さだけでなく、賃貸ニーズなども考慮しながら慎重に選びましょう。
初心者が不動産投資で成功するためには？
初心者は勉強で知識を身に付けることも大事ですが、それだけでは不十分です。
不動産投資で成功するための戦略として重要視したい2つのポイントを解説します。
情報の鮮度や正確性は重要
不動産投資の勉強を始めると、古い情報にあたることもあるでしょう。
また、信頼性の低い情報もインターネットサイトを中心に混在しており、何が正しくて何を信じればいいのかわからなくなる場合も少なくありません。
不動産投資において、情報の鮮度や正確性は重要な要素の一つです。
知識ゼロで始めると悪質な不動産会社のカモにされることもあるため、知識の習得はもちろん、より正確な情報の入手方法を得られる環境を整えてください。
信頼できる不動産会社を利用する
正しい情報を入手するには、信頼できる不動産会社を見つけることも重要です。
不動産投資を成功に導いてくれる良きパートナーとして、親身に相談に乗ってもらえるだけでなく、優良物件を紹介してくれることもあるでしょう。
また、不動産会社とは良好な関係を築くことも欠かせません。
不動産会社の担当者もオーナーの目的が明確であれば、的確なアドバイスをしやすくなるため、しっかりとコミュニケーションをとることを心がけてください。
まとめ
不動産投資に関する勉強方法はさまざまです。
期間はどのくらい勉強すれば良いのかなどの明確な指針がないため不安かもしれませんが、きちんと計画を立てて順番に学んでいけば必要な知識を身に付けられます。
初心者の場合、独学では何が重要なのか判断できないこともあるでしょう。
不動産投資を始めたいけど「何から勉強すれば良いのかわからない」など不安や疑問があれば、不動産投資のプロである中山不動産までお気軽にご相談ください。