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愛知県名古屋市で一番住みやすい街は?~昭和区・千種区編~

総人口が232万人以上を誇る、ビッグタウン・名古屋。
16の行政区を持つそんな名古屋市内で、もっとも住みたい街はどこなのか検証していきたいと思います!

今回は、市の中東部にある昭和区・千種区編。
名古屋市内でどこに住んだらいいか迷っている方、名古屋市をもっと知りたい方はぜひチェックしてみてください。

昭和区ってどんな街?

面積、基本データ

昭和区は、1937年に当時の元号だった「昭和」から命名されました。
南北に約2㎞・東西に約5㎞で総面積は10.94k㎡、楕円のような形状の街です。

名古屋市内では4番目に小さい区ですが、再開発が進んでおり、現在は11万人以上の人口を誇っています。
新築マンションや一戸建ての建設も多数行われているため、単身者にもファミリー層にも住みやすい地域です。


中部地方でも上位の高級住宅街、また有数の文教地区として知られています。
教育施設はもとより、病院やスーパー、寺社や公園まで揃い、子育て環境の整ったエリアです。

交通アクセス

住宅街でありながら、昭和区の交通アクセスは非常に良好です。
JR中央本線、地下鉄鶴舞線・桜通線・名城線の4線が接続しています。
バスを含めた公共交通機関の利便性が高く、区内の駅からは約30分以内で名古屋駅や栄といった繁華街、オフィス街へ行くことができます。

キャンパスなど

昭和区には、多数のキャンパスが存在します。
市内有数の文教地区と言われており、名古屋大学の医学部、名古屋工業大学、南山大学、中京大学の名古屋キャンパスが建設され、学生街としての一面があります。

子育て、買い物

昭和区には、歴史のある保育園・幼稚園が多数存在しています。
父母と同じ園に通っているという園児も多く、地域に溶け込んだ環境で子育てできます。
利便性の高い地区でありながら、鶴舞公園や興正寺公園など緑を感じられるスポットも多く、のびのびとした地域性です。

また、昭和区はお買い物にも便利なエリアです。
スーパーマーケットの他に、昔ながらの個人商店が点在しているからです。
スーパーマーケットは競合店があまり無いため値段がお高めとなりますが、個人商店ではリーズナブルな買い物を楽しむことができます。

充実した医療

昭和区は、医療機関が非常に充実している街です。
区内には名古屋大学医学部付属病院、名古屋第二赤十字病院、聖霊病院などが存在しており、隣街・瑞穂区にある名古屋市立大学病院へのアクセスも便利です。
特に名古屋市第二赤十字病院は、愛知県内で23ヶ所のみとなる救命救急センターに指定されています。
万が一の時でも地元で高度な医療が受けられることは、昭和区の住民の大きなメリットの一つです。

家賃相場

昭和区における賃貸アパート・マンションの家賃相場は、市内では中間程度の価格設定となっています。
1R~1DKで5万円台~、1LDK~2LDKは8万円前後、2LDK以上は11万円~の価格設定が一般的です。
またここ7年間の土地価格を見ると、名古屋市の平均が13.4%プラスなのに対して昭和区は32.7%のプラスとなっており、新築一戸建ての建設費用は平均して6,000万円~と名古屋市内でも上位にランクインしています。

口コミ

昭和区に実際に住んでいる方の感想には、以下のようなものがあります。
まず良い面には「交通アクセス」と「落ち着いた住環境」が挙げられます。栄・伏見・大須・金山へ地下鉄orバスで行きやすい、興正寺や川名公園といった自然スポットが点在している点が評価されています。
街の緑化が進んでいるため、住宅街でも緑を感じられる落ち着いた生活環境を体感できるエリアです。

悪い面には「高級志向の飲食店」や「坂の多さ」が挙げられています。
学生向けの安くて美味しい店もあるようですが、全体的にお高めの価格設定が不満を呼んでいます。
また、老舗店の多い八事周辺には、本山や覚王山並みのオシャレなお店が無く、もっと増えて欲しいという声もあります。
地形的に坂が多く、切り替え機能のある自転車または電動自転車が必要なため、若干の不便さを感じている住民もいるようです。

千種区ってどんな街?

面積、基本データ

千種区(ちくさく)は名古屋市の北東部に位置し、繁華街と商業地区のどちらも有する街です。
南北に約5㎞、東西に約6㎞で総面積は18.18k㎡、昭和区をはじめとして6つの区と隣接しています。
名古屋では5番目に多い16万人の人口を誇り、主にファミリー層に人気のあるエリアです。
都市開発が進んでいるためイオンやデリスクエアなどの大型店舗、飲食店が多数点在している暮らしやすい地域です。
「千種公園」や「東山動植物園」、「なごや東山の森」といった自然のスポットも多く、レジャー施設の人気が高いエリアです。

交通アクセス

千種区にはJR中央本線、市営地下鉄東山線・名城線・桜通線の4路線が通っています。
名古屋駅まで乗り換え無しで行けるため、繁華街へのアクセスが非常に良好です。
昭和区と同様、「車社会」と言われる愛知県内では貴重な、公共交通機関で快適に過ごせるエリアです。

キャンパスなど

千種区には名古屋大学の医学部以外のキャンパスや、河合塾の本部などをはじめとして、多くの教育機関が存在しています。
千種区の学区は全部で15区ですが、一番世帯数が多い田代学区には、非常に古くからの史跡が多く残されていたり、東山学区は戦中の頃から続いているなど、学区ごとに特徴があります。

公園・子育て

千種区には公立・私立・こども園・小規模保育施設を合わせて40以上の保育施設が存在します。
産休明けから受け入れを開始している保育所も多く、土曜日に開園しているところも区全体で5か所以上あります。
住民の憩いの場となっている公園も点在しており、特にユリの名所である「千種公園」やアジサイ鑑賞ができる「茶屋ヶ坂公園」などが有名です。
ショッピングも利便性が高く、地下鉄星ヶ丘駅直結の「星ヶ丘テラス」というショッピングモールをはじめとして、カフェや飲食店、居酒屋などが揃った便利なエリアです。
治安はとてもいいですが、家賃がお高めのため学生の一人暮らしは厳しく、ファミリー向けの街です。

観光スポット

千種区を観光するならぜひ押さえておきたいのが、上述した「東山動植物園」です。
動物園と植物園が併設されており、動物園の敷地面積は32.21ヘクタールと、上野公園に次ぐ国内2位の広さを誇る施設です。飼育している動物の種類は日本一、植物園では7,000以上もの植物を見ることができ、秋の紅葉が有名です。

家賃相場

千種区の家賃相場は昭和区よりもお高めで、名古屋市内では上位にランクインしています。
1R~1DKで6万円弱、1LDK~2LDKは10万円弱、2LDK以上は12万円~の価格設定が一般的です。
住民からは地価が高いとの声もありますが、戸建ての金額相場は昭和区より低く、平均して5,300万円程度の物件が多いようです。

口コミ

千種区の住民からは、「優位性」が挙げられています。
例えば、外食産業がかなり発展していることが理由となり、海外からきた流行りの洋菓子ブランドなどが全国に先駆けてオープンすることや、全国で1番売上の高い百貨店があるため、バレンタインなどは世界各国の有名パティシエがどこよりも多くやってくるという情報があります。
また、都会過ぎず田舎すぎない「ほどよい住み心地」のエリアという声もあります。

まとめ

いかがでしたか?
名古屋市内でも人気エリアの昭和区・千種区の住みやすさが、お分かり頂けたのではないでしょうか。

昭和区・千種区でのお部屋探しを検討されている方、不動産を購入する予定の方は、ぜひ中山不動産株式会社までご相談ください。 お客さまに一人ひとりにあったプランをご提案させていただきます。

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