新設住宅着工戸数、4カ月連続で減少
国土交通省は9月30日、2024年8月の建築着工統計を発表しました。
同月の新設住宅着工戸数は66,819戸(前年同月比5.1%減)、新設住宅着工床面積は
503.9万平方メートル(同8.9%減)となり、いずれも4カ月連続で減少しました。
一方、季節調整済み年率換算値は77.7万戸(前月比0.5%増)で、2カ月連続の増加となりました。
■ 利用関係別の動向
利用関係別のデータによると、持家は19,597戸(前年同月比6.6%減)で、
33カ月連続の減少を記録しました。
貸家は28,939戸(同1.4%減)で、先月の増加から再び減少に転じました。
分譲住宅は17,240戸(同12.0%減)で、こちらも4カ月連続で減少。
マンションは7,501戸(同5.0%減)と減少に転じ、一戸建て住宅は9,578戸(同17.4%減)で
22カ月連続の減少となっています。
■ 三大都市圏別の動向
三大都市圏別では、首都圏の総戸数は23,769戸(同6.4%減)。内訳としては、
持家が4,153戸(同7.4%減)、貸家が11,944戸(同5.4%増)、分譲住宅は7,535戸(同20.9%減)でした。中部圏の総戸数は8,035戸(同10.5%減)で、持家は3,026戸(同4.7%減)、
貸家は2,322戸(同27.2%減)、分譲住宅は2,123戸(同18.1%減)となっています。
近畿圏の総戸数は10,770戸(同4.5%増)で、持家は2,549戸(同4.1%減)、
貸家は4,916戸(同8.2%増)、分譲住宅は3,267戸(同12.5%増)という結果でした。
引用・詳細はこちら「R.E.port」