大阪・中之島エリアに高さ200メートルの高層タワーが続々登場!万博開催、なにわ筋線開業を見越し再開発も
大阪市北区の中之島エリアでは、約9.6ヘクタールにわたる大規模な再開発が進行中です。
このエリアは、大阪市役所や日本銀行大阪支店、大阪府立中之島図書館、大阪市中央公会堂などが
集まる大阪の中心業務地区(CBD)として知られています。
中之島は、「グランドデザイン・大阪」や「大阪都市魅力創造戦略2025」の一環として、重点的に開発が
推進されているエリアです。
2025年の大阪万博や2031年の「なにわ筋線」開業に向けて、複数の再開発プロジェクトが進んでいます。
例えば、中之島4丁目では、2022年に「大阪中之島美術館」が開館し、2024年には未来医療国際拠点
「Nakanoshima Qross(中之島クロス)」がオープンしました。
さらに、2025年には万博会場へのアクセス拠点となる「中之島GATEターミナル」が完成予定です。
中之島5丁目では、約9.6ヘクタールの土地を3つのエリア(A地区、B地区、C地区)に分け、
再開発が進められています。
A地区では「なにわ筋線」の新駅前にふさわしい都市空間を創出し、商業、宿泊、オフィス、居住などの
複合機能が導入される予定です。
B地区では国際会議場を活用し、A地区と連携して国際交流の拠点形成を目指します。
C地区は教育機能を中心に開発が進められます。
再開発計画の一部も具体化しており、2024年8月には地上57階建て、高さ約205メートルの
高層タワーマンションが発表され、2026年春に着工し、2031年春に完成予定です。
9月には高さ約196.6メートルの高層タワーマンションもA地区南側に建設され、
こちらは2025年11月着工、2030年5月末に完成予定です。
さらに、関電不動産開発は中之島5丁目の土地を活用し、再開発を進める計画を発表しています。
この動きにより、2031年の「なにわ筋線」開業を見据えたさらなる地価上昇が期待されており、
今後も不動産市場の動向に注目が集まります。
引用・詳細はこちら「KENBIYA」