【N51 Salon】 不動産総合情報サイト │ 中山不動産株式会社

  • ニュース
  • HOME
  • ニュース
  • 首都圏の新築マンション、平均価格が過去最高の7,953万円に – 東京23区は2年連続で1億円超

首都圏の新築マンション、平均価格が過去最高の7,953万円に – 東京23区は2年連続で1億円超

不動産経済研究所が21日に発表した2024年度上半期(4月〜9月)の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の

新築マンションの平均発売価格は、前年同期比1.5%上昇の7,953万円となり、1973年の調査開始以来、

上半期として過去最高を更新しました。資材費や人件費などのコスト増が主な要因とされています。

増築部分の除去命令が公示されるも、営業を続けているレストラン(NEWSポストセブン)

東京23区では2年連続で1億円を突破

東京23区内の新築マンションの平均価格は、前年同期比4.5%増の1億1,051万円となり、

2年連続で1億円を超えました。

また、東京都下(23区外)や神奈川、千葉、埼玉の各エリアでも価格は上昇しています。


発売戸数は過去最低を記録

一方で、新築マンションの発売戸数は8,238戸で、前年同期比29.7%減少。

コロナ禍で営業活動が制限された2020年度の8,851戸を下回り、過去最低となりました。

2024年4月から建設業界における長時間労働規制が強化されたことで、工事の遅延が影響を与えていると見られます。

特に東京23区では、発売戸数が前年同期比42.9%減の3,242戸と大幅に落ち込みました。

埼玉と千葉でも約3割の減少が見られた一方、神奈川のみが4.2%増加しています。


今後の見通し

不動産経済研究所の松田忠司氏は、「工事が進行するに伴い、今後は発売戸数が徐々に回復する

可能性がありますが、労働コストの上昇により価格の高騰は今後も続くでしょう」との見解を

示しました。


マンション価格の上昇が続く一方、供給数の減少が深刻化しており、購入希望者にとっては

厳しい状況が続く見込みです。

労働規制やコスト増の影響が今後どのように市場に反映されるかが注目されます。

成約報告が増加しており、賃貸市場における需要は引き続き底堅い動きを見せています。

引用・詳細はこちら「gooニュース

最近のニュースニュース一覧