住宅リフォーム市場、5年連続で拡大し過去最高を記録
住宅リフォーム・紛争処理支援センターが10月25日に発表した「2023年住宅リフォームの市場規模」によると、
住宅リフォーム市場が5年連続で成長し、過去最高を更新したことが分かりました。
2023年の住宅リフォーム市場規模（増築・改築工事費と設備の修繕維持費を含む総額）は、
7兆100億円で、前年比2.1％増となりました。
また、住宅リフォームを広義に捉えた市場規模（住宅着工統計上の「新設住宅」に関連する増築
・改築工事のほか、エアコンや家具、インテリア商品など耐久消費財の購入費を含む総額）は
8兆2,500億円に達し、2年連続で8兆円を超えました。これは前年比2.2％の増加となります。
都道府県別の市場規模
市場規模を都道府県別で見ると、東京都が1兆173億円でトップ。次いで、大阪府が6,281億円、
神奈川県が6,216億円となっています。
これらの大都市圏は、住宅のメンテナンスや増改築への需要が旺盛であることがうかがえます。
2023年の住宅リフォーム市場は堅調な成長を維持し、今後も増築・改築需要やインテリア、
設備の更新需要に支えられ、さらなる市場拡大が見込まれます。
引用・詳細はこちら「R.E.port」