センチュリー21・ジャパン、加盟店の受取手数料が2桁増加

株式会社センチュリー21・ジャパンは13日、2025年3月期第2四半期決算（連結）の説明会を開催し、

代表取締役社長の園田陽一氏が決算内容を説明しました。

2024年4月1日から9月30日までの期間において、同社の営業収益は20億1,600万円（前年同期比7.4％増）、

営業利益は6億2,700万円（同30.3％増）、経常利益は6億5,000万円（同29.8％増）、

当期純利益は4億4,500万円（同32.8％増）と、大幅な増収増益を達成しました。

サービスフィー収入が17億5,484万円（同9.8％増）と大きく伸びたことが、主な要因とされています。

上期の新規加盟店数は18店（前年同期比1店増）、退店数は28店（同17店減）で、新規加盟はやや伸び悩んだものの、

退店数は前年同期より抑制されました。期末時点での加盟店数は984店（同4店増）で、期初からは10店の減少となりました。

加盟店の業績では、総取扱高が4,327億5,665万円（同6.0％増）、総取扱件数は22万7,800件（同4.2％増）、

総受取手数料は288億3,432万円（同10.3％増）となりました。園田氏は、「郊外戸建を中心に展開する会社は伸び悩む一方で、

都心の既存マンションを扱う会社は好調。インバウンド需要がある地域でも業績が良く、市況は全体的に悪くない」と述べました。

下期の重点課題としては、新規加盟店の増加を掲げています。「加盟候補企業は増加しているものの、加盟決定までに時間がかかっている。

年間目標である80店舗の新規加盟を達成するために、ターゲット層に向けたさらなる接触を図る」と園田氏は語りました。

また、加盟店支援の一環として、人材採用・教育や営業効率化支援を継続するほか、加盟店経営者の高齢化に対応するため、

加盟店間でのM&A支援も行っていく予定です。

通期業績見込みは、営業収益39億8,200万円、営業利益9億7,700万円、経常利益10億2,100万円、

当期純利益7億円を目標としています。

引用・詳細はこちら「R.E.port」