JERCO、リフォームコンテストで41作品が入賞

一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会（JERCO）は19日、「ジェルコリフォームコンテスト2024」の

表彰式を東京都新宿区の京王プラザホテルで開催しました。

デザイン部門では、（株）ゆめやが全国最優秀賞を受賞した（写真右）

会長の挨拶から 表彰式の冒頭では、同協会会長である望月俊彦氏（株式会社アルファテック代表取締役社長）が挨拶しました。

望月氏は、「今年は400点を超える応募があり、どの作品も甲乙つけがたいものでした。

デザインの素晴らしさだけでなく、お客様との信頼関係を築き、それをリフォームに反映させた丁寧な仕事ぶりが見受けられました」と評価。

また、「リフォームの質を高めるためには、単に技術だけでなく、お客様との信頼関係を築き上げる力が求められます。

今回の受賞作からその重要性を学び、さらなる顧客サービスの向上に取り組んでいきたい」と述べました。

デザイン部門の受賞作品 デザイン部門では、425点の応募作品の中から33作品が入賞しました。

全国最優秀賞は、株式会社ゆめやの「住み慣れた我が家をバリアフリー化。これからの家族のためのリノベーション」が受賞。

この作品は、車椅子生活に対応するため、マンション内をバリアフリー化したリフォーム事例です。

特に、排水経路の問題で一段高くなった水回り部分へのスロープを部屋の壁に対して角度を調整して設置した点が高く評価されました。

また、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞には、アイエスジー株式会社の

「ビューバスはビューサニタリーへ－リノベーションだからできる価値観の転換」が選ばれました。

さらに、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会会長賞は、株式会社サンプロの

「二百年の風雪を乗り越えしこの骨組みを、誰が軽んじん」が受賞しました。

ユーザーフォト部門の結果 ユーザーフォト部門では、95作品の応募の中から8作品が入賞。

最優秀賞には、株式会社アルファテックの「可愛い私のお部屋うれしい！ 大工さんだいすき！」が選ばれました。

この作品は、リフォーム後の喜びを感じられる内容で、特に印象的なタイトルが注目を集めました。

まとめ ジェルコリフォームコンテスト2024は、デザインの美しさだけでなく、

お客様との信頼や丁寧な仕事ぶりが評価されたイベントとなりました。

受賞作は、リフォーム業界全体の質の向上を目指す上で、貴重な事例として位置づけられています。

引用・詳細はこちら「R.E.port」