東京・小平市で団地建て替え計画が権利変換計画認可を取得
株式会社長谷工コーポレーションおよび株式会社長谷工不動産は20日、株式会社URリンケージと共に参加組合員として参画する
「小川住宅マンション建替事業」(東京都小平市)が、小平市より権利変換計画の認可を受けたことを発表しました。
「小川住宅」の概要 「小川住宅」は、1971年に竣工した鉄筋コンクリート造5階建て8棟、総戸数230戸の団地です。
西武多摩湖線「八坂」駅から徒歩5分という好立地にあり、敷地面積は約2万4,625平方メートル。
しかし、築53年を迎え、建物の老朽化が進むとともに、居住者の高齢化も課題となっていました。
そのため、居住者から団地の再生を求める声が高まっていました。
再開発の進展 こうした状況を受け、2020年に「小川東町二丁目地区まちづくり協議会」が設立され、
再開発に向けた具体的な動きが始まりました。2023年3月には地区計画が都市計画として決定され、
同年5月には一括建替決議が成立。同年11月に建替組合が設立され、今回の権利変換計画認可取得へと至りました。
新しいマンションの計画 建て替え後の新しいマンションは、鉄筋コンクリート造8階建て、総戸数575戸の規模となります。
延床面積は約4万5,673平方メートルで、現行の団地の規模を大幅に上回る計画です。
これにより、より多くの世帯が快適に暮らせる居住環境を提供することが期待されています。
竣工予定 新しいマンションの竣工は2027年を予定しています。高齢化や建物の老朽化といった課題を解消するとともに、
地域全体のまちづくりにも寄与する再開発プロジェクトとして注目されています
引用・詳細はこちら「R.E.port」