東京23区の新築マンション、平均価格が1億2940万円に到達 ― 10月の首都圏平均価格は9239万円
不動産経済研究所が発表したデータによると、2024年10月の首都圏における新築マンションの平均販売価格は、
前年同月比40.7%増の9239万円となりました。特に東京23区では平均価格が1億2940万円に達し、前年同月比48.6%増と大幅な上昇を記録。
これで6ヵ月連続で1億円を超えました。
首都圏全体の供給状況
10月の首都圏全体での新築マンションの発売戸数は、前年同月比23.4%増の1833戸となり、7ヵ月ぶりに増加へ転じました。
注目のタワーマンション
東京都中央区で発売された大規模タワーマンションでは、約270戸が売り出され、平均価格は1億4000万円を超えました。
それにもかかわらず、即日で完売するという驚異的な人気を見せています。
建設費の影響と地域別動向
建設費の高騰が続いている影響もあり、首都圏の1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)のいずれも平均価格が前年同月を上回りました。
特に、神奈川県を除く3都県では2桁の上昇率を記録しており、高額物件への需要の高さが浮き彫りになっています。
総評 新築マンションの価格上昇は続く一方で、高額な物件も販売が好調。
これにより、首都圏の新築マンション市場が引き続き活発であることが確認されました。
引用・詳細はこちら「gooニュース」