第33回マンションリフォームマネジャー試験、合格者68名が発表される
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、2024年9月29日に実施された第33回「マンションリフォームマネジャー試験」の結果を、12月10日に発表しました。
試験概要と結果
試験は全国5都市(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)の会場で実施され、264名が受験しました。そのうち合格者は68名、合格率は25.8%でした。合格者の男女比は男性29名、女性39名となっています。
合格者の勤務先
合格者の勤務先として最も多かったのはリフォーム専業企業で23名。次いで、不動産取引業が10名、住宅会社が8名など、多様な業種からの受験者が合格しました。
試験基準
学科試験の合格基準は、総得点が250点中150点以上であることに加え、以下の5つの出題分野で規定点以上を取得する必要があります。
- 法規、規約、制度:20点以上
- 設備のリフォーム:20点以上
- 計画、基礎知識:25点以上
- マネジメント:25点以上
- 住戸内各部のリフォーム:25点以上
また、設計製図試験では「総合的な能力がある」と認められるAランクの評価が合格条件となります。
累計合格者数
今回の試験を含め、これまでの累計合格者数は1万1,234名に達しました。
この試験は、マンションリフォームの専門性を評価し、リフォーム業界で活躍する人材を育成する重要な役割を担っています。
引用・詳細はこちら「R.E.port」