既存マンションの成約価格が上昇傾向に転じる
公益財団法人不動産流通推進センターは10日、2024年11月の全国指定流通機構における物件動向を公表しました。
既存マンションの動向
- 平均成約価格：3,873万円（前年同月比3.12％増加）と、上昇傾向に転じました。
- 1平方メートル当たりの平均単価：59万2,800円（同3.95％増）で、54ヵ月連続の上昇。
- 平均専有面積：66.60平方メートル（同0.29％増）で微増。
- 平均築年数：25.90年（同5.07％増）と、7ヵ月連続で増加。
- 成約件数：6,220件（同13.44％増）で、3ヵ月ぶりに増加へ。
既存戸建住宅の動向
- 平均成約価格：2,586万円（同2.74％増）と、反転して上昇。
- 平均建物面積：113.01平方メートル（前年同月比で変動なし）。
- 平均土地面積：211.54平方メートル（同3.20％増）と、上昇傾向。
- 平均築年数：27.95年（同0.89％減少）と、7ヵ月ぶりの減少。
- 成約件数：4,101件（同23.97％増）で、19ヵ月連続で増加。
今回の結果は、不動産市場の活況と需要の堅調さを示しており、マンション・戸建て双方で上昇傾向が確認されました。
この動きが今後も持続するか、注目されます。
引用・詳細はこちら「R.E.port」