【保存版】名古屋のリフォーム費用相場をチェック
こんにちは。
中山不動産株式会社です。
古くなった家や中古物件の内装・外装を変えて、住みよい空間を作る「リフォーム」最新の設備を投入することで暮らしが豊かに、さらに“オーダーメイド感”もあるため今注目されている家作りの方法です。
そんなリフォームが気になってはいるものの、「どのくらい費用がかかるのかわからない」「資金はいくら貯めればいいの?」と疑問に思っている方も多いかもしれません。
そこで今回は、リフォームにかかる費用と相場額を場所別にご紹介します。
工事にかかる費用はもちろん、工事外にかかる費用もまとめたので、これから家作りを始める方はぜひ参考にしてみてください。
【場所別】リフォーム費用の相場
リフォームは家の形(マンション・一戸建て等)や家の状態、場所によって費用が異なります。
およその金額となりますが、場所別にリフォーム費用の相場をチェックしていきましょう。
参考:2011年国土交通省「中古住宅・リフォームトータルプラン検討会」資料https://www.mlit.go.jp/common/000145917.pdf
場所 | 費用相場 |
トイレ | 30~50万円 |
キッチン | 40~150万円 |
風呂・浴室 | 60~150万円 |
外壁 | 50~200万円 |
耐震補強 | 100~200万円 |
トイレ
トイレのリフォームは、およそ30~50万円が相場額。
「古くなった洋式便器を新しいものと交換する」といった工事だと約50万円以内で可能ですが、和式から洋式に交換する場合やトイレ内に洗面台を増築するなどといった工事だと、50万円以上かかることもあります。
キッチン
キッチンのリフォーム費用は、設備のグレードやレイアウト変更によって価格が大きく異なります。
システムキッチンを新しいものと交換する工事だと100万円以内に抑えることもできますが、壁付けキッチンをアイランドキッチンに変更するなどの場合は給排水の工事も必要。
大がかりな工事では、100万円を超えることもあります。
風呂・浴室
風呂や浴室のリフォームでは、「元あるユニットバスから新しいものに交換する」が多いケース。
この工事だとおよそ50~80万円かかるといわれています。
ただし、在来工法の浴室からユニットバスに変更するには解体費も必要なので、費用は高くなると考えておきましょう。
外壁
塗り替えるだけでも、住宅が新しくキレイな見た目になる外壁工事。
塗り替えだと、80~150万円程度かかります。
この他パネルの張り替え、重ね張りなどをする場合は200万円以上かかることも。
外壁工事の程度や施工する場所の規模でも費用は異なります。
耐震補強
中古物件を購入し、リフォームして住むためには大切な工事です。
耐震用の金具を壁に取り付ける簡単なリフォームだと安く済みますが、基礎から補強していく場合は100~200万円と高額になるケースが多いです。
建築方法・家の広さによって費用が変わるため、専門家に相談して見積もりしてみることをおすすめします。
・建物の安全性を示す「耐震等級」とは?ポイント・調べ方について解説!
工事外にかかる費用とは
「リフォーム」といえば工事費が真っ先に思いつきますよね。
これ以外に費用は必要ないとイメージされがちですが、長期的なリフォーム・大規模リフォームだと工事外の費用も見過ごせません。
予算組みをしっかり行うために、工事外にかかる費用についてもチェックしておきましょう。
設計費
小規模リフォームではかかることはありませんが、増築を伴う工事・間取り変更を行うリノベーションのような工事だと、設計費がかかることがあります。
設計費を工事費に含める業者もあるため、事前に確認しておくと安心ですね。
仮住まい・トランクルームなどの費用
大型家具が置いてある部屋のリフォームや、工事期間中に家に住めない大規模リフォームでは仮の住まいを見つけておく必要があります。
家具を置くためのトランクルームを契約する、ホテルや短期間賃貸を借りる方がほとんどで、この費用も予算として考えておくとよいでしょう。
引っ越しや運送費
上でご紹介したように、仮住まい先やトランクルームに荷物を運ぶための費用と、リフォーム後に自宅へ荷物を運びこむための運送費・引っ越し費用がかかることもあります。
駐車場代
リフォームする期間中、大工さんが車でやってきます。
自宅に使用できる駐車場があればよいのですが、必要台数分用意できないときは近所の駐車場を契約する必要も出てくるでしょう。
長期間のリフォームだと駐車場代も伴って高くなるため、注意しておきましょう。
建築確認申請手数料
増改築を伴うリフォームだと、「建築確認申請」が必要です。
これは各自治体に申請するもので、許可が下りないと工事できないケースもあります。
申請の際には各自治体が定めている手数料を支払います。
参考までに、床面積30㎡以内のリフォームで確認申請にかかる費用の目安をご紹介しましょう。
手数料 | ~30㎡以内のとき |
確認申請 | 5,000~10,000円 |
中間検査 | 9,000~15,000円 |
完了検査(中間検査なし) | 10,000~16,000円 |
完了検査(中間検査あり) | 9,000~15,000円 |
リフォーム先の自治体ではいくらかかるのか、工事の前に確認しておいてくださいね。
リフォーム費用を抑える方法
予算を組んでみたけれど、理想のリフォームが叶いそうにない…。
そんなときは、リフォーム費用を抑える方法を考えてみましょう。
リフォームのグレードを落とす
交換する設備のグレードを落としたりリフォーム範囲を小さくしたりすると、単純に費用は抑えられます。
ただし、予算内に収まることだけを考えて妥協すると、「リフォーム前と生活が変わらない」「再リフォームが必要になった」とリフォームのメリットが感じられないことも。
費用を削る場合は業者とよく相談し、必要な工事かどうかを十分に検討した上で決定しましょう。
補助金を利用する
リフォームする状況や住宅によって、国や自治体から補助・助成を受けることができます。
制度によって支給条件が細かく定められているため、リフォームの目的を業者に伝え、審査基準に適したプランで工事を進めるのがおすすめです。
ここでは、全国共通で利用できるリフォーム補助金4つの例をご紹介しましょう。
介護保険
要支援・要介護と認定された方の住宅で、バリアフリーリフォームなどをする際に「介護保険」から補助が受けられます。
断熱リノベ/次世代建材
高性能な建材を使用して断熱リフォームをするときに適用される補助金です。
上限金額はありますが、対象費用の1/3もしくは1/2以内を補助してくれます。
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
太陽光発電・断熱など、省エネ性のあるリフォームへ対して行われる補助金制度です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
耐震・省エネ性能が高く、長期的に使える住宅へリフォームする支援を目的とした制度です。
こちらの申請手続きは住居者ではなく、施工業者が行います。
名古屋市で受けられるリフォーム補助金
名古屋市では種類豊富なリフォーム補助金制度が用意されています。
一例を挙げてご紹介しましょう。
対象条件や申請方法は各制度で異なり、また「リフォーム工事前に申請する必要がある」補助金もあるため、リフォームを決めたらまず確認しておくことをおすすめします。
詳しくはこちら
- 名古屋市 住まいづくりへの補助・助成・融資・減税制度https://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/15-14-8-1-0-0-0-0-0-0.html
- 名古屋市民間木造住宅耐震改修助成制度
旧耐震基準で建築されている物件に対し、耐震補強を行う際に工事費用の補助が受けられます。耐震補強のリフォームなどが対象です。 - 名古屋市みどりの補助金(名古屋市民有地緑化助成事業)
名古屋市内の住宅で、建物または敷地内に50㎡以上の緑化を行う工事が対象。屋上・壁面・駐車場緑化も含みます。 - 住宅の低炭素化促進補助
太陽光発電システムや蓄電システム、エネファームなどの設置に対して名古屋市から補助金がもらえます。補助金を受けるためには申請が必要で、受付は満了次第終了となるため、早めに申し込む必要があります。
相場額を知って「自分に合った」リフォームを!
リフォームの費用はリフォームする場所によって大きく異なります。
大切なのは、「自分に合った」リフォームを選ぶこと。
中山不動産では、名古屋の戸建て・マンションリフォームに強い女性リフォームコーディネーターが一人ひとりの暮らしに合った提案をしています。
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